9/29 2日間、このカニの家では酒も飲まずに過ごしたので目覚めは良い。
荷物もちゃんと積んだし、襟裳方面へ向かおうか。
その前にちゃんと水の補給もね。
あー湧き水うまい。
愛の国から幸福へ
カニの家を出発してからすぐの幸福駅跡へ来ました。
すでに廃線になっている路線の駅で、交通公園となっています。
ここはこの幸福という縁起の良い名前から観光名所ともなっています。
この駅舎が特徴的。
やたらと何かが貼られています。
よく見ると、こういったはがきサイズくらいの切符。
駅舎の中はもっとすごい。
壁一面にお札が張られているような呪われた部屋にも見える。
勝手な偏見ですが、ある意味幸福を求めてくる不幸な人たちの怨念が集まっているのような気もしますしね。
たぶん、本当に幸福な人はここで幸せになることは願わないと思う。
まあ、こんな場所もあるんだとちょっと寄ってみるくらいでちょうど良いですね。
そもそもここが有名になったのはテレビのドキュメンタリー番組で放送されたのがきっかけらしいです。
私の生まれるずいぶん前ですし、全然知らない。
この番組そんなに有名だったの?
トンネル地帯
今日は体が軽くて調子が良い。
やっぱり丸一日休むとかなり違いますね。
天気も良いし、風も悪くない。
行けるところまで行ってしまおうということで襟裳岬の手前のキャンプ場へ向かっています。
そして見えてきたのが黄金道路。
またまた縁起が良さそうな名前。
そんな名前とは裏腹な難所のような場所。
覆道とはなっていますが、すぐ隣は荒い波が打ち寄せる浜。
時折しぶきもかかったりします。
なんとなく、雰囲気は新潟の親不知子不知の起伏無しバージョン。
少し経つとこんな滝も見えてきました。でもそんなに大きくはない。
ちらっと見てそのまま通過。
浜で昆布漁をしている場所もちらほら。
北海道は本当にいろんな場所で昆布が採れるんですね。
その後は普通のトンネル地帯。
トンネルの横には今は通れない覆道も見えるので、昔はこっちを通っていたのでしょう。
その前のトンネルも2kmくらいの眺めのトンネルばかりでしたが、ここが最長のえりも黄金トンネル。
長さは北海道最長の4941m。
約5kmのトンネルなので大変だろうなと思っていたのですが、意外と快適。
交通量は少なく、起伏も無い。
風もないのですいすい進む。
ただ、長いだけあって通過するのに15分くらいはかかりました。
それなりに長い時間位中を走っていたので、途中からは夜道を走っているような気分に。
トンネルを抜け、明るい場所に出た時には「そういえば昼だったな」とちょっと頭が混乱していました。
そして、黄金道路の終点。
ちょっとした展望台となっているので休憩しよう。
相変わらず波は荒い。
ただ、風もそこそこあって気持ちは良い。
さあ、キャンプ場まではもう少し。
そうすればゆっくり休めるぞ。
おわりに
無事にキャンプ場に到着。
今日も安心安全の合法キャンプ。
おかげで美味い飯を食べて、美味い酒が飲める。
2日ぶりの酒はうまい。
明日は襟裳岬に寄って、そこからどこまで行こうか。
今日それなりに走った割には疲れもあまり溜まっていなさそう。
ただ、夜から雨らしいから、屋根のある所を探そう。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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