[日本一周 後半戦]127日目 北海道 函館~⑥

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8/15 疲れていたのか、それとも安心していたためかかなり遅めの起床

久々に9時近くまで寝てました。

外は弱い霧雨。

今日は宿の近くを歩いて観光しよう。

函館観光

今日の歩き観光はここから。

旧金森洋物店の建物。

金森洋物店はこの赤レンガ倉庫のお店。

倉庫の方が人気はありますが、本体はこっち。

ぱっと見は漆喰の蔵造りのようですが、実はレンガ造り。

漆喰を一部剥がしたところのレンガには明治7年の刻印が。

修復によってきれいにされていますが、実はかなり古い建物。

1階は商売関係の展示物が多数。

両替の看板ですが、下に書いてあるのはロシア語かも。

この辺はロシアに近い北海道らしいなと思ってみていました。

そしてここが多分金庫。

函館は何度も火事にあったみたいですが、この金庫なら火事でも大丈夫そう。

2階は洋物が多め。

このあたりが金森洋物店の品物だったのでしょうね。

ここに展示されているようなものも、あの赤レンガ倉庫に入っていたかもしれません。

今は函館の観光名所の一つである赤レンガ倉庫も、金森洋物店のものということもあり、函館発展のために大きく寄与した場所なのでしょう。

今の函館の礎を少し感じられまた気がした。

異なる文化

2か所目はここ

函館市北方民族資料館。

わかりやすく言うとアイヌ民族の資料館です。

衣服だったり、道具などの展示がされています。

アイヌの柄はやはり特徴的。

本州などとはかなり違いますね。

こういった儀式に使う道具もまた、北海道以外ではなかなか見られない。

こういうのを見ると、やはり文化的にはかなり違うんだなと感じます。

これはこれで面白いんですけどね。

ちなみに、こういった館長さんによる解説も多くされているのですが、わかりやすくユーモアもあって面白い。

時間があれば、これを読みながら展示物を見ていくのがおすすめ。

こんな古い地図もありました。

今の北海道とは似ても似つかない形。

それくらい北海道は未知の土地だったのでしょうね。

そんな中でも漆器や刀などをアイヌと交易はしていたそう。

こういった展示物を見ているうちに、アイヌについてだんだんと興味が出てきました。

この旅中にアイヌ民族の集落なんかも行ってみたくもなる。

港町は似ている

函館は横浜、長崎などとともに日本で初めて開港した場所でもあります。

そのため、洋風建築が多い場所です。

ここは旧イギリス領事館。

一度、火災によって焼失してしまい、現在あるのは大正時代のものです。

洋風とはいっても屋根の辺りは日本風。

土台部分もまるでお城の石垣。

ただ室内はちゃんと洋風。

外国感があります。

近くは会議場などで使われた旧函館区公会堂もあります。

こちらはなかなか派手な建物。

ですが、こちらはより日本建築の面影が残っているような気がします。

もちろん内装は洋風。

造りもかなり豪華な印象。

この家具なども豪華。

今見ても豪華だと思うくらいなので、当時の人にとってはより感動を覚えるものだったのでしょう。

洋風建築はこれくらいにして、周りの様子も見てみましょう。

函館は坂も多い。

ちょうど洋風建築が多い地区に坂が多く、どこか長崎に似た印象です。

この辺は神戸の異人街に少し似た雰囲気。

共通点は開港によって栄えた場所。

街並みも似たような造りなのでしょうね。

おわりに

今夜も昨日と同じライダーハウスに宿泊。

台風の影響もあるし、明日までは連泊するだろうな。

だから今日は久しぶりにちょっとだけお酒を飲んで寝よう。

今日も1日お疲れさま。また明日。


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