8/21 曇りがちの天気。
まあ、昨日みたいな霧雨ではないので良いか。
昼ごろまでには余市に着いていたいから、今日も早めに出よう。
探検家の滝
岩内から余市の間にある稲穂峠。
その頂上付近で見かけた場所。
まつらの滝というこじんまりした滝。
水量は小川くらい。
名前の松浦は幕末に蝦夷地を探検した松浦武四郎からとった名前らしい。
北海道と名付けたのもこの松浦武四郎。
今では道も整備されているし峠でもトンネルがあって進みやすいけれど、当時はどれだけ大変だったのだろう。
この松浦武四郎のおかげで北海道の開拓もできただろうし、今の北海道の礎となる人でしょう。
さあ、余市まではあともう少し。
余市といえばここ
余市に到着。
今日の一番の目的地はここ、ニッカウヰスキーの余市蒸留所です。
まずはミュージアムに入ってみます。
ニッカウヰスキーの歴史などを展示してある施設ですね。
ニッカウヰスキーのこだわりなどを見ていきます。
これはウイスキーの元となる原酒類。
これらをブレンドしてウイスキーは出来上がります。
ここからは創業者の竹鶴政孝の歴史ですね。
竹鶴政孝の実家は広島の竹原にある竹鶴酒造。
たしかここは行ったことがあるはず。
竹鶴政孝は洋酒に興味が湧き、単身でウイスキーの本場スコットランドへ留学をしています。
これがその時のノート、蒸留工程や蒸留所選定の方法が書かれています。
これがもととなり、日本のウイスキーが製造されることとなるのです。
ちなみに最初はこんなリンゴジュースを製造販売していました。
ウイスキーには熟成が必要なため、それまでの間リンゴジュースやリンゴのお酒で経営を成り立たせていました。
その時の会社名が大日本果汁。
この「大日本果汁」から「ニッカ」という名前が生まれたのです。
さて、ミュージアムにはバーのような場所もあり、有料ですがここで造られたウイスキーの試飲もできます。
とりあえず私は遠慮しておきます。
まだ後があるからね。
一番の目的
先程のミュージアム見学はあくまで時間つぶし。
ちょっとした事前準備でもありますが。
本番はこれ、ガイドツアーです。
一昨日に空きがあるか確認したら、昼過ぎの時間だけ空いていたので予約をしていました。
だからこの時間に余市に着かないといけなかったのです。
ガイドツアーの参加者は一般の方が入れない場所まで見学できます。
石造りの建物が多い敷地内。
これらは創業当時の建物。
ガイドツアーなので、説明を受けながら見学をしていきます。
ここは麦汁を発行させる場所。
時期的に今は製造をしていないそうですが製造期間には麦汁の甘い香りが漂ってくるそうです。
蒸留棟がここ。
しめ縄がかかっているのが気になりましたが、竹鶴政孝の実家である酒蔵のなごりでしめ縄が掛けられています。
ここ余市蒸留所の特徴はポットスチルと呼ばれる蒸留器の形状と樽の廃材や石炭を使用した高火力。
この2つが組み合わさって風味の強い原酒となるそうです。
ここはかつての事務所。
当時使われていた金庫も置いてあります。
最後はウイスキーを熟成させる倉庫。
ウイスキーは熟成期間がかなり長いので敷地の大半はこの様な倉庫だそうです。
見える範囲は空樽だそうですが、奥の方には熟成中の樽もあり、夏の暑い日にはウイスキーの香りもしてくるそうです。
見学が一通り終わり念願のテイスティング。
この三種類が今日のメニュー。
シングルモルトはクセが強め。
ブレンデッドのスーパーニッカは比較的飲みやすい。
そしてアップルワインが意外と美味しい。
ウイスキーに合うつまみでもあれば違ったのかもしれませんが、あまり好みの味ではなさそう。
時間制限もあったので、急いで飲んでしまったのも関係あるのかもしれません。
ただやっぱり、いつも飲んでいるようなブレンデッドのスコッチが飲みやすいかな。
値段もかなり違うし、普段のみならスコッチだな。
まあ、経験として飲んでおけたのは良かった。
シングルモルトの余市は今後買うことはあるのかな?
おわりに
お酒を飲んでしまったので、蒸留所見学後は移動せずにゆっくりしていました。
今日はウイスキーも飲んだので、晩酌もしたくなる。
明日はあんまり移動しないし、酒飲んでも大丈夫だろうな。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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