10/11 朝は快晴。
今日はまずは松前観光からだ。
久々に城を見るぞ。
最北の城
松前に来た目的は、松前城です。
自転車はかつて奉行所のあった役場に停めさせてもらってそこから行こう。
ここが登城口。
熊出没注意と書かれていますが、日中なら大丈夫でしょう。
そもそも車なんてないし、歩いて行くしかないんだ。
この感じ、久しぶりです。
やっぱり城跡はテンションが上がる。
ここは櫓の跡。
海からの侵略を見張るには最適。
堀もありますね。
ここが搦め手二の門。
たいてい城跡は大手門の方から進むのですが今日は搦め手から進んでいました。
ちなみに正式には福山城と言うそうですが、広島の福山城とかぶるので通称の松前城と呼んでいます。
本丸に着いてしまいましたが、開城まで時間があるので他を回ってこよう。
ここは神社ですね。
歴代の藩主が祀られているいつものパターンかと思ったら武田信廣という方が御祭神でした。
この方、松前家の始祖だそうです。
そういえば家紋は武田菱だと思い納得。
少し進むと寺町につきました。
その名の通りお寺がたくさんある場所。
ここが菩提寺の法幢寺。
裏手には歴代当主やその家族のお墓があります。
初代はあるかなと探していたらちゃんとありました。
こちらですが、初代から4代までは一つのお墓のようです。
とりあえず良い時間になったのでそろそろ城に戻るか。
入り口まで戻ってきました。
城はコンクリートで復元されたもの。
中の資料などは松前藩の歴史に関するもの。
それを見ていると、天守は箱館戦争や太平洋戦争も生き残って国宝となったのですが、役場の火災による飛び火で焼失してしまったらしい。
なんだかかわいそうな最期。
天守内を見終わったあとに出てくるのが松前城で現存する表御門。
最後に一番良いスポット。
ちゃんとお金払わないと一番のポイントから見られない、しっかり設計です。
北海道では唯一でしたし、久しぶりの城郭見学は楽しかったな。
でもまだ松前城関係は終わらない。
江戸時代の松前
城から少し歩き松前藩屋敷へ。
ここは江戸時代の建物や町並みを再現した場所。
結構建物は多い。
この奉行所は今の役場の場所に有ったものかもと思ったのですが、沖之口なので別の場所か。
でもきっと同じようなものだったはず。
旅といえば旅籠屋。
再現物なので上がることもできます。
昔はこのような部屋で寝ていたのでしょう。
これは大きめの部屋。
この辺が民家。
他に観光客もいないので、ゆっくり過ごしたりしていました。
この大きい建物が廻船問屋。
正に商屋、問屋といった感じですね。
蔵には北前船の模型。
武家屋敷も見ましょう。
下級武士の屋敷の様です。
ここも普通に上がれます。
人物の書かれた屏風があるので見てみました。
松前藩の武将達かと思ったらなぜか武田家のものでした。
この商店では松前漬けをちょっと食べました。
松前藩屋敷の横には庭園も。
ちょっとだけ色づいています。
本格的な紅葉を見られるのももうすぐだな。
この後また城の方に歩いて戻ろうとしたのですが、近くでヒグマが多く出るらしく危険なので城まで車で送ってくれました。
だからあんなにヒグマ注意の看板が出てたのか。
危なかった。
難工事
松前から福島にやってきました。
福島と聞くと東北か?と思うかもしれませんが、北海道の福島町です。
ここには青函トンネル記念館があるので寄ってみましょう。
青函トンネルが作られる前は本州と北海道間の輸送は青函連絡船で行っていました。
ただ、青函連絡船は不安定ということで考えられたのが青函トンネル。
写真や映像を見るとかなりの難工事だったようです。
本工事期間も14年かかっているんですね。
記念館はほぼ映像を見るだけでした。
そこから知内に進み、青函トンネルの出口も見に行きました。
さらに道の駅からはちょうど通過する新幹線も見えました。
ただもう日も暮れてきて寒い。
さっさとテント張ろう。
おわりに
そういえば実は今日久しぶりにパンクしました。
それもこんな峠道で。
荷物が散乱してますが事故ではないです。
今回は釘か。
誰だこんなものを道路に捨てたのは。
まあ替えのチューブで対応して何とかなりました。
最近良くないことが起こるのは日頃の行いかな。
明日からちゃんとしよう。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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