9/4 昨晩は結局、浅間大社の敷地内で夜を明かしました。
世界遺産の中で寝てしまったようです。
テントは張らずの野宿でしたけれど。
テントがないおかげで、朝方は結構冷え込むことを感じました。
知らず知らずのうちに秋が近づいているんですね。
一夜を過ごした場所?
今日は移動無しで即観光できます。
写真を撮るために一度出ましたけれど。
この富士山本宮浅間大社は神話の神様とは別に富士山自体を神様として祀っています。
そのせいか、富士山の8合目より上は、この富士山本宮浅間大社の敷地となっています。
お参りはしましたが、面白いのはここからです。
この浅間大社の境内には池があります。
湧玉池といいます。
その名のとおり、湧き水の池です。
ガイドさんの話だと、昔ここで泳いで遊んでいたらしいですよ。
今は流石に泳ぐことは出来ません。
透明度が高く、非常にきれいです。
この池から流れる神田川から、富士山が見えました。
頭の雲さえなければ、言うこと無しだったんですけれどね。
滝のパノラマ
湧玉池を見てテンションがあがりまして、滝を見に行くことになりました。
それがこの滝、白糸の滝です。
ここは富士信仰の修行の場として使われていました。
珍しいのが、崖から水が湧き出し、滝を何本も作っていることです。
水を通さない地層の上に、水を通す地層があるため、その境目で水が湧き出します。
それがこの滝となっています。
横幅は150mもあるため、滝に囲まれている感覚にもなります。
上から覗ける展望台もあります。
こちらでは水に青さが際立ちます。
隣には音止の滝もあります。
こちらは川から落ちるタイプの滝ですね。
滝自体は迫力があるのですが、良い展望スポットがあまり無いのが残念です。
御祭神は富士山
滝を見るために、ある程度上ったので、行ける所が増えました。
そこで来たのがここ、山宮浅間神社です。
ここは本宮浅間大社のもとになった神社です。
浅間神社の中で最も古いところです。
参道も歴史を感じます。
ここには拝殿や本殿はありません。
ご祭神が富士山自体なので、富士山の望める遥拝所があります。
どうですか?富士山見えませんか?
私には見えてますけどね。
私にように心のきれいな人なら見えると思います。
本当に素晴らしい眺めでした。ありがとうございます。
またまた浅間神社
ここまで来たら、浅間神社巡りです。
村山浅間神社に来ました。
神社自体は見たところで大したことはないですが、神社の横に魅力があります。
ここです。
村山口と書かれています。
ここが昔の富士登山のメインルートでした。
新たな道路の整備により衰退してしまいましたが、世界遺産の登録もあり、再整備されました。
どうですか、良い道でしょう。
ここから舗装された道路までの短い区間を歩いてみましたが、以前歩いた熊野古道を思い出しました。
この道を通って山頂まで歩くのも楽しそうです。
おわりに
今日の移動 静岡県富士宮市から富士市
今日いろいろと周ってみて、富士山信仰については少し理解できました。
ただ、富士山がもっときれいに見えれば、神聖なものに映ると思うんですけどね。
夜は海側に戻ってしまったので、富士山からはちょっと距離が離れてしまいましたが、静岡に居る間に、雲まったくかからない、文句なしの富士山を見せてください。
今日も1日お疲れさま。また明日。
コメント