[日本一周]106日目 和歌山 有田川~

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10/23 朝起きたら、テントがびしょびしょです。

それも、外側、内側両方です。

朝も寒くなってきたせいか、外は朝露、内は結露で濡れています。

もしかして冬はテント張ると毎日こうなってしまうのでしょうか。

乾かすのがちょっと大変そうです。

黒江の漆器

今日は地味目の所からです。

海南町の黒江地区です。

ここは漆器の産地のようです。

漆器伝統産業会館では漆器について学ぶことができます。

漆器づくりに使う道具や工程が解説されています。

作品の展示もあり、こちらは伝統的なもの。

アート作品もあります。

表には漆塗りをされたバイクもあります。

漆塗りの技術の汎用性を感じますね。

漆塗りは木材だけでなく様々な素材にもできるのですね。

勉強になりました。

作品の展示だけでなく、売店もありますので覗いてみました。

普通のお椀やお盆が置いている中、目についたのはコップでした。

これも漆器ですが「洋」のイメージで印象がだいぶ変わりますね。

以前、美濃で見た陶器と同様、漆器も面白いですね。

器は一見地味ですが奥深いものかもしれませんね。

和歌山城

徳川御三家の一つ、紀州徳川家の和歌山城です。

外側の石垣は新しい切込み接ぎですね。

改修時に築かれたものでしょう。

整っているんですけれど、なんかキレイすぎるんですよね。

私の好みは本丸への石段に築かれたこっちの石垣です。

本丸御殿跡からの天守です。撮影ポイントと押してました。

下からはこんな感じですね。

天守は外観は当時のままですが、コンクリートで復元されたものです。

そのため、内部はよくある資料館タイプです。

正直あまりテンションが上がるものはなかったです。

和歌山県庁到達

久々の都道府県庁です。

和歌山もこれしか表札はないんですね。

ちょっと寂しいです。

それに警備員さんに表札のすぐ前で撮影をお願いしましたが、断られました。

車が来る場所からダメだそうです。

車なんて全然通っていないんですけどね。

しかたがないので遠くから、セルフタイマーで撮影しました。

表札は見えるのでいいでしょう。

警備員も盗撮できましたし。

根来の鉄砲衆

今日の最後は岩出市にある根来寺です。

根来衆と呼ばれる鉄砲集団を要した宗教都市です。

鉄砲集団に関する何かがあると期待してきましたが、特に残っているものは無いそうです。

名前を地図で見つけてきただけですからね。

ただ、別の魅力がありますのでそれを紹介します。

まずは国宝の多宝塔です。

室町時代に60年もの時間をかけて建てられた大塔です。

こちらは日本で唯一、室町時代から現存する大型の大塔です。

中を見学することもできます。

この中に仏像が納められています。

外の柱には銃痕がのようなものもあります。

この根来寺は豊臣家により攻められたことがあり、その時についた銃痕だそうです。

大塔の両側には、3mほどの仏像が3体ある大伝法堂や、空海を本尊とした大師堂もあります。

奥の院には、根来寺を創建した覚鑁(かくばん )というお坊さんのお墓があります。

この様な道を進んでいくのですが、どこか高野山を彷彿させます。

覚鑁は高野山で修行していた時があるので、 同じようにしたのかもしれません。

話は変わりますが、文化的な面もここ根来寺は影響力があります。

こちらの漆器ですが、根来塗と呼ばれるものです。

もともと根来寺の僧が寺で使用するために作成したものだそうです。

黒漆に朱漆を重ねたもので、使用するにつれ、下の画像のように黒漆の部分が出てきます。

この、使い込むことによる味をデザインとして楽しむのだそうです。

根来寺にあるお堂のなかにも、根来塗のものもあります。

このように仏具に注目しながら歩くのも楽しいですよ。

これからもお寺に行くことは多いでしょうから、ちょっと仏具も見てみますね。

おわりに

今日の移動 和歌山県有田川町から岩出市

成果 和歌山県庁到達 都道府県庁15/47

本当はこれから奈良に向かう予定だったのですが、大阪方面に行くことになりました。

ただ、明日は昼から雨のようです。

雨に降られる前に、ある程度進みたいですね。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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だいじだっぺ

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