4/10 舗装された地面だったのでいけると思っていましたが、テントが結露してしまいましたね。
朝はまだ冷えるので仕方がないですね。
陽は出ているのでさっさと乾かしてしまいましょう。
最期の夜
昨晩泊まったのは知覧の公園です。
今日はまた海側に戻ります。
と、その前にちょっと寄り道です。
特攻隊員が最後に過ごした三角兵舎の跡地に行ってみました。
階段を上った先に石碑が建っています。
石碑の場所に建っていたのではなく、実際は振り返った後ろ側ですが。
このあたりに兵舎が建てられていたそうです。
明日が特攻の日だと言われた最後の夜はどのような思いなのでしょう。
私だったら不安もあったりして、眠れなさそうな気もします。
使命感はあるにしろ、死刑執行と似た心境でしょう。
あなたは、明日死ぬと言われたら何を思いますか?
伊能のイチオシ
海に向かって走り、やってきたのは番所鼻公園です。
ここは旅人会のレジェンド伊能忠敬大先生が気に入った場所と聞いたので来てみました。
この溶岩の海岸と開聞岳の景観を見て「天下の絶景なり」と評しました。
海にはプールのように囲われた場所もあります。
人工的に作ったと思いきや、自然が作り出したものだそうです。
岩が波によって侵食され、その後中央部が崩壊してこのプールのような地形ができたとのことです。
また、日本で唯一のタツノオトシゴの養殖場もあり、生きたタツノオトシゴを見ることもできます。
水槽にはたくさんのタツノオトシゴが居ます。
ヘビにも似ていますが、分類としては魚だそうです。
産まれて4日目の赤ちゃんもいましたよ。
大きさは1cmもないくらいでした。
こんなふうに絡み合って、ぐちゃぐちゃになっていたりするタツノオトシゴもいます。
身体が一つで顔がたくさんあるため、ヤマタノオロチのようにも見えます。
はく製もあり、触ると幸せになれるそうです。
タツノオトシゴハウスのさらに奥には浜辺も広がっています。
この辺りの海にも野生のタツノオトシゴが居るみたいですよ。
そしてドラゴンボールならぬドラゴンホール。
一星球と思わせる看板から、意識しているのを感じます。
先ほどの海の池と同様にこんなふうに中央部だけが陥没しています。
下に転がっているのが崩れた岩なのでしょう。
次に行きましょうか。
かまめしどん
ちょこっとだけ移動しました。
射楯兵主(いたてつわものぬし)神社に来ました。
ここはちょっと変わった風習がある神社です。
拝殿の前には釜の蓋が並べられています。
これを頭に乗せ、参拝すると願いが叶うそうです。
そのため、別名釜蓋神社と呼ばれています。
見た目はアンパンマンにでてくる、かまめしどんです。
せっかくなので私もやってみましたよ。
どうですか、1回で無事に成功です。
まあ、1回限りでなく、何度も挑戦可能なんですけど。
ちなみに願ったのはコロナウイルス騒動の終息です。
休館の施設があったりしますし、「こんな時に旅なんてけしからん」と思っている人もいますから、早く万全の状態で旅をしたいですね。
御祭神のスサノオさん頼みましたよ。
カツオが名産、枕崎。焼酎も?
枕崎までやってきました。
ここは鰹節が有名な街です。
自転車で走っているとそこら中で、鰹節のいい匂いがしてきます。
工場がたくさんです。
道路沿いのこの工場では、たくさんのカツオを見ました。
これを捌いて鰹節にするのでしょう。
このまま今日泊まるキャンプ場に行っても良いのですが、まだ時間があります。
そこで、こんな場所に寄ってみました。
薩摩酒造の明治蔵です。
薩摩酒造は白波などの芋焼酎を造っている会社です。
その蔵見学をしてみます。
ちょうどコインランドリーで洗濯中なので、その間の時間調整でもあります。
蒸留の技術は中東から、そしてサツマイモは南米からやってきてここ鹿児島でガッチャンコして芋焼酎ができるんですね。
今日から禁酒する予定でしたが、ここに来たら飲みたくなってしまいました。
試飲のみで我慢したいところですが、コロナウイルスの感染防止で今はやっていません。
しょうがない、買ってしまおうか。
おわりに
今日の移動 鹿児島県南九州市から枕崎市
夕方からはキャンプでした。
先程の薩摩酒造の芋焼酎と鳥刺し、そして枕崎のカツオの腹皮で乾杯です。
今日かった南之方は芋の匂いが強い焼酎です。
私は好きですけど。
これがカツオの腹皮です。
鰹節で使わないマグロで言うトロの部分なので脂がのっておいしいです。
スーパーで普通に売っている、無塩のものなので塩加減もちょうどいいです。
これはお酒が進んでしまいますね。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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