[日本一周・番外編]与那国島・波照間島に自転車で行く方法

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自転車で日本一周をしている中里と申します。

日本一周をするにあたって、せっかくなので自分の自転車で旅をしたいですよね。

実際私も、出来る限り自分の自転車で旅をしようと考えていました。

日本の端まで自分の自転車で行きたい気持ちはありましたが、出発時に全て調べていたわけではありません。

そして、旅をしている途中でインターネットなどを使って方法を調べ、先日ようやく日本の端に自分の自転車で到達しました。

今回は、私のように日本の端に自転車を運びたいと思っている方の参考になればと思い、自転車を運んだ方法についてまとめてみましたので紹介いたします。

関門石垣島

上陸可能な場所で日本の最西端は与那国島最南端は波照間島です。

共に沖縄県の八重山諸島にある島です。

もちろんまずは沖縄本島まで渡るのですが、鹿児島からのフェリーがあるのでそこは問題なく自転車を運ぶことができます。

そして、石垣島から最西端の与那国島、最南端の波照間島までのフェリーもあります。

ただし、沖縄本島から石垣島までのフェリーは無いのです

輪行をして飛行機に乗せるという方法もありましたが、私は輪行袋を持っていません。

それに、自転車に積んでいる荷物も多いので、それを運ぶ方法についても考えなくてはなりません。

そこで、何とか石垣島まで自転車を船で運ぶ方法を旅中に調べました。

ネットで調べた中で出てきたのが、貨物船で自転車を運ぶ方法です。

貨物船であれば輪行袋などを購入する必要もなく、荷物を積んだままでも運べるので、手間はかかりません。

貨物船なので自分が同乗することはできず、自分は飛行機で石垣島まで行かなければなりませんが、この方法を私は選択しました。

海運会社は2社

那覇から石垣島まで貨物船を航行している海運会社は2社のみです。

まず1社目は琉球海運株式会社です。

どんな条件で運んでもらえるのか電話で聞いてみました。

航行しているのは1週間の中で月・水・金の3日間です。

金額については、実際に大きさなどを計らないと正確な金額は出ないそうですが、おおよそ3000~4000円程度とのことでした。

2社目は南西海運株式会社で同じように電話で聞いてみました。

こちらは月曜から金曜まで毎日航行していました。

そして、金額は2,618円(2020年3月時)でした。

料金的にも安く、平日は毎日航行しているので私はこの南西海運株式会社を選びました。

乗船手続き方法

乗船までの手続きも難しくはありません。

事前に予約は必要なく、当日港に行って手続きをするだけで輸送が可能です。

手続きは代理店である海邦海運株式会社で行います。

9:00~11:30か13:00~14:00の間にこちらの事務所で輸送手続きをするだけで当日の便で輸送してくれます。

ただし、海が荒れて運航できない日が続いていた時があった場合は食料品などを優先的に運ぶため、自転車の輸送を後日に送らせることもあるそうです。

心配な方は事前に海運会社へ確認しておくといいと思います。

貨物船が石垣島に到着するのは翌日の夜となり、その際に連絡がかかってきます。

連絡のあった当日は自転車の引き取りはできないので、翌日に港に取りに行くことになります。

つまり、輸送の手続きをしてから引き取りができるまで2日間が必要です。

引取りの場所は新港ターミナル内にある石垣港運株式会社です。

こちらの事務所で簡単な手続きをして完了です。

最西端・与那国島まで

最西端の与那国島には石垣島からフェリーが出ているので自転車と共に渡ることができます。

フェリーよなくにの事務所はこちらです。

事前の予約は必要なく、当日に事務所で乗船券を購入するだけです。

料金は大人片道3,550円往復だと6,750円です。

自転車は別途片道1,200円かかります。

ただし、毎日出航しているわけではなく、石垣発の船は火曜金曜のみとなります。

逆に与那国発の船は水曜土曜なので、船の日程に合わせて予定を組む必要があります。

最南端・波照間島まで

最南端の波照間島にもフェリーが出ています。

ただし、離島ターミナルから出ている高速船ではなく、貨客カーフェリーです。

こちらも予約は必要なく、この貨物事務所で簡単な書類の記入のみで乗船できます。

料金は大人片道2,030円自転車は630円です。

高速船は毎日船が出ているのですが、貨客カーフェリーは石垣発波照間発共に火・木・土と週に3日のみです。

ただし、一つ気を付けなければならないことがあります。

悪天候で海が荒れている時には出航時間が早まることがあるので、予定通りに出港するのか当日電話で確認しておくことをおすすめします。

那覇まで

最西端の与那国島、最南端の波照間島は行くことができました。

あとは石垣島から沖縄本島までまた戻らなければいけませんね。

石垣島に来る時と逆の方法で戻るのが最も簡単だと思い、石垣港運株式会社にお願いすることにしました。

こちらも毎日出航していると思っていたのですが、事務所で聞いてみると火・木・金の3日間だそうです。

金額も2,510円と、少し異なりました。

那覇での受け取りの方法は、石垣島で受け取った方法と同じなので簡単です。

これで那覇まで帰ってきたので、あとはまた鹿児島までフェリーに乗るだけです。

おわりに

この様に、自分の自転車で最西端の地、最南端の地まで自分の自転車で行くことができました。

多少、時間はかかるものの、難しい手続きはありませんでした。

金額についても、現地で自転車やバイクを借りる金額とそれほど変わりません。

愛着のある自転車で日本の端に行って得られる幸福感を考えると、むしろお得だと思います。

自分の自転車を日本の端まで連れて行ってあげてください。

絶対に後悔はありませんよ。

それでは良い旅を!

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