[日本一周 後半戦]103日目 秋田 大潟~②

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7/22 朝日を見たのはいつぶりだろう。

それは良いのですが暑い。

朝から日差しが強い。

もう完全に夏だ。

長袖もいい加減きつくなってきたから今日から半袖にしよう。

料亭見学

能代に来ました。

今日は珍しい建物でも見てみましょう。

旧料亭の金勇です。

昭和初期の建物だそうです。

長い廊下。

畳にもつなぎ目がありませんね。

まずはこの広間から。

ここは天井が特徴的。

長い一枚板が5枚並んでいます。

これだけでもかなりの金額がしそう。

ちなみに木材は秋田杉。

この天井板のようなものはもう手に入らないらしい。

他の部屋も見てみましょう。

この料亭は個室は茶室のような作りになっているそう。

この欄間の模様は水たまりに張った氷が割れるのから着想を得た模様のようです。

徳利の模様に模してしまうくらい金勇のお気に入りの模様。

そしてここの天井は編み込まれているタイプですね。

こういったものもあまり見たことがありません。

ここは接待の様子を再現した部屋。

おそらく私には今後縁のない状況だと思うので、こういった部屋で雰囲気だけでも味わえるのは良い。

展示室のような部屋も。

春慶という漆器。

こっちは組子。

細かい木を組み合わせて模様を作っています。

接着剤は使わず木を加工して組み上げたものです。

最後に2階。

ここが最も大きな大広間。

ここの天井もすごい。

1畳の大きさの板を並べ四畳半の模様にしています。

この部屋では以後のタイトル戦である本因坊戦も行われたそうです。

最後はちょっとお庭を眺めます。

かなりこだわりを感じる造りでしたし、門司以来の旧料亭見学。

なかなかでした。

時間つぶし

本来の予定では能代は先程の旧料亭金勇だけを見る予定でした。

ただちょっと予定が変わりました。

今日、能代で花火大会があるらしいのでせっかくだから見ていこうと思います。

そのため、夜まで時間を潰します。

まずは、バスケミュージアム。

バスケはあまり興味はありませんが、能代がバスケで有名なのは知っています。

それは漫画のスラムダンクの山王工業のモデルが能代工業だということで知りました。

バスケの知識は基本スラムダンクのみです。

湘北と山王のユニフォーム。

作者の井上雄彦のサインも。

能代工業の卒業生として有名なのは田臥勇太。

ただ、やっぱりバスケ自体にあまり興味がないので、それほど興味はそそられない。

次は宇宙。

つい最近ニュースになりましたが、能代にはロケットの実験場もあります。

イプシロンのエンジンが爆発したなんてニュースを見たと思います。

実験場だからなのか、メカニカル的な展示物が多いです。

このような第1ロケットと第2ロケットの接合部品など、今まで見たJAXAの施設とはちょっと違う印象。

これは尾翼。

衛星関係の展示物もありますが、これらは小さい模型。

この辺は前に実物みたから今日はいいかな。

小さめの施設なので展示物はこれくらい。

あとは花火の時間までゆっくり過ごそう。

夜空に咲く花

夜になりました。

いよいよ能代の花火の始まりです。

真近で花火を見るのは久しぶりです。

やはり近くだと音が大きいのが良い。

大きいものだと体に振動も伝わります。

正直写真はあまりとっていません。

なぜかというと、カメラ越しで見ているより、実物を集中してみている方が楽しめますから。

そもそも、カメラは詳しくないので、どんな設定をしたらきれいに撮れるかなどわかりません。

やっぱり実物。

この能代の花火の目玉は三尺玉。

東北では唯一の花火大会だそうです。

実際見てみるとかなり高いところまで上がり、そして大きい。

体に響く振動もほかのものとは圧倒的に違いました。

いや、良いものを見られた。

ちなみに花火の観覧スポットは、午前中に行った旧料亭金勇の方に教えてもらいました。

親切な人がいろいろと助けてくれます。

ありがたい。

おわりに

たまたまタイミングが合った花火大会。

こういったことも長期旅をしている上での醍醐味でもあります。

次に見るのはおそらくねぶた。

これは必然とまでは言いませんが、ある程度予定として組み込んだものです。

ほかにも神輿や山車とかの祭りも見られたら良いな。

とりあえず今日は良いものを見たので満足。

今日も1日お疲れさま。また明日。


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