[日本一周 後半戦]196日目 宮城 気仙沼~

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10/23 海沿いのためか寒さがぜんぜん違う。

やっぱり内陸よりは寒暖差は少ないな。

さて、今日は宿泊場所の関係で移動は少なめの予定。

寒さもましだし、移動だけ先にしておいてゆっくり過ごすことにしようか。

今日は南三陸

今日も震災遺構を見ていきます。

ここ、南三陸の震災復興祈念公園内にある旧防災対策庁舎。

来てみてわかりました。

テレビで見たことある有名なところですね。

ここには南三陸市役所の職員たちが避難をした場所です。

でも見てわかるとおり、津波に飲み込まれました。

ここの屋上に50人ほど避難をしたそうですが助かったのはわずか10人。

隣は市役所があった場所。

防の方まで建物は続いていたのですが、今は基礎の痕跡だけが一部残されています。

公園の方も見に行ってみましょう。

こちらの小高い丘が津波と同じ高さ。

ここが津波の高さ16.5mの位置から見た景色。

ここから見ると先程の防災対策庁舎は確かに下に見えます。

そしてかつての街の地図もあります。

こう見るとこの一帯は市街地だったようですね。

でも今は市街地らしさは全くわからない。

すべて飲み込まれた結果ですね。

まあ、またここに家を建てるより、高台に建てるのが懸命な判断です。

ただ元々住んでいた人全員が残っているわけではなく、別の場所に出て行ってしまった人もいるのか。

それもしょうがないよな。

さて、公園の案内板には避難の表示が書かれています。

もう二度と被害を出さないという意識をここからは感じます。

ちなみに、先ほどの旧防災対策庁舎ですが、現在は暫定的に保存している状態です。

今後、そのまま保存するか、それとも解体するかを住民などと話し合って決めるそうです。

遺族にとっては見てしまうと嫌でも思い出してしまうので、判断が割れているみたい。

津波の恐ろしさを伝え続けていくのには保存した方が良いのだけれど、どちらになるのでしょうね。

もう一つの震災遺構

南三陸にはもう一つ震災遺構があります。

この高野会館です。

こちらはもともと催事場だった場所。

震災が起きた日にも高齢者が集まるイベントがあったそう。

ただこちらは全員助かったみたいですね。

水位の表示の青いパネルはギリギリ屋上の下。

中に入ることは出来ません。

さて、時間もあるので海の方にも行ってみましょうか。

防潮堤の上を歩いています。

あそこに見えるのが以前の防潮堤ですかね。

津波の影響でぼろぼろになっています。

そしてこれが河口。津波はここから上がってきました。

今立っている場所も、津波の時には沈んでしまう場所。

一見安全そうな場所でも決して安全ではないのがわかりますね。

今日見た光景もちゃんと目に焼き付けておこう。

おわりに

道路を走っている時にも津波に関するものを見かけます。

こういった標識ですね。

これを見れば土地勘がなくてもある程度危険かどうかの判断が付きます。

これで絶対大丈夫ということではありませんがある程度目安はつくので、仮にこの旅中に津波警報があってもなんとかなりそうです。

それにしても今日はアップダウンが多くて距離を走っていないのに疲れたな。

疲れも溜まっているので少し進むペースを落としてもいいかも。

ちょっと考えよう。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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