[日本一周 後半戦]173日目 北海道 えりも~

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9/30 芝生の上でのキャンプだったのに、朝露も結露も少なめだ。

あ、そうでした今日誕生日を迎えました。

着実に歳を重ねクソジジイへの道を一歩づつ進んでいます。

今日も晴れているし、きれいな景色を見られそう。

風の襟裳

まずはここから。

襟裳岬です。

展望台からはきれいな海が見えます。

でも、岬の先端はここではなく、まだ先があるな。

向こうまで行ってこよう。

はいここが先端。

と思ったら、まだ行けそう。

なんか昔はここに神社があったらしい。

ここが本当の先端だな。

ただ、横から浜まで行ける気もするので一旦降りてみよう。

東側の海はすごく荒れています。

まるで台風の時の海の様。

岩場から海を見ると大迫力。

そういえば、襟裳岬は風が強いと聞いていたけれど、今日はほとんど風がないな。

なんだかこっちにも進めそう。

ここが先程の鳥居の先だから本当の突端だ。

岬の先端まで来て満足したから戻ろうか。

ということで、見学施設の風の館へ。

ここでは強風体験ができる。

最大風速は秒速25m。

これだと立っているのがやっと。

直立だと後ろに倒れてしまうので、前傾姿勢で立てる。

でも本当にこんなに強い風が吹く日があるのかな?

今日の感じだと全然想像がつかない。

襟裳岬はアザラシも見えるらしいのでアザラシ関係の展示も。

毎日アザラシのいる場所を掲示してくれているのですね。

これはありがたい。

望遠鏡もセットしてくれているし見てみよう。

望遠鏡で見ると確かに居る。

さっき、岬の突端に行ったときには気づかなかったな。

肉眼でも見てみたいし、また見に行ってみるか。

ということで再度岬の突端へ。

ただ、正直良くわからないな。

iphoneじゃなくて前のカメラだったらズームでちゃんと写真が撮れたかもな。

これならさっき風の館の望遠鏡のほうがよく分かる。

しょうがない、次に行くか。

久々のジオパーク

襟裳岬から西に進み、様似に来ました。

ここは地質的に珍しいジオパークが見られるらしい。

まずはここ。

褶曲と言って、強い力によって岩が曲げられること。

よく見ると曲げられているのがわかりますよね。

そしてこの辺りは日高耶馬渓と呼ばれる断崖絶壁の地形。

耶馬渓と聞くと、大分で見たのを思い出しますね。

でもあっちの方は渓谷でこっちは海岸の崖でちょっと印象は違いますね。

あんな断崖絶壁で、昔はかなりの難所だったので頑張って掘り進めたトンネルも見られます。

右が昭和のもので、左が大正。

大正時代のものは落石があるらしく通行禁止となっていますね。

さらに左には明治のものもあります。

でもなんか物置みたいににされている。

海側を通り、反対側にも回ってきました。

これが大正時代の道か。

先に進むとちゃんと続いています。

こんな場所も。

北米プレートとユーラシアプレートとの境目です。

分かりづらいですが、この真ん中にある溝が境目らしい。

ここでプレートが押し合って出来ているのが日高山脈だそうです。

プレートの境目に関連してこんな断層も。

左右で色が違うのがわかりますね。

このように、ちょっとした道でも案内の看板を見ながら見ていくとなかなか楽しめますよ。

ただ、車だとちょっと停まって、また少し動いて停まってというのがし辛いので、やっぱり自転車が最適だ。

久々のジオパーク、なかなか楽しかったな。

おわりに

今日貰った差し入れ。

朝にキャンプ場で、いただいたコカ・コーラ。

稚内を過ぎてから出会った自転車旅人の方でペースがだいたい同じなので、今日誕生日だからとお祝いにいただきました。

それと走行中に呼び止められていただいたおやき。

おやきって何だと思いましたが、食べてみると大判焼き。

各地で呼び名はいろいろあるけど、北海道はおやきなんですね。

これは差し入れではなくただの夕飯。

前に行ったキャンプ場でコマイという魚の干物は美味しいよと聞いたので買ってみました。

タラ科の魚で味も似ている。

確かにおいしかった。

そんなこんなで9月も終わりだ。

明日からは10月だしそろそろ紅葉も見られるかな。

今日も1日お疲れさま。また明日。


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