7/4 今日は朝から天気は良さそう。
陽の光が差しています。
せっかくなので朝から移動しましょうか。
御利益3倍
今日はここ羽黒山にある出羽三山神社から。
昔から修験道が盛んだった出羽三山の1つです。
朝で静かな時の雰囲気、良いですね。
長い石畳。
摂社などを眺めながら進みます。
小さめの滝も見えてきました。
そしてそのまま進むと国宝の五重塔。
ですが現在は屋根の吹き替えのための修理中。
全景は足場越しでしか見ることができません。
一部、のぞき込むことはできます。
600年ほど前に建てられた五重塔とのことで、その古さを感じることはできます。
まあ、この五重塔も見てみたかったものの一つではありますが、これで終わりではありません。
いや、むしろ始まり。向かい先はこの長い石段の先です。
長い長い石段を進んでいる時は山伏の気分。
人とすれ違ったりも全くないので、よりその気分を味わえます。
中間地点の辺りに休憩所の茶屋も。
今はまだ開店時間でないのでしまっていますが。
段々と寺社らしい雰囲気が出てきました。
神仏習合の名残で仏像もあります。
ようやく見えた赤い鳥居。
出羽三山神社に到着です。
ここが拝殿。
なにかはわかりませんが気合の入ったカメラ集団がいます。
この三神合祭殿を参拝すれば、湯殿山神社、月山神社、出羽神社と3か所周ったことになるのでお得な場所。
一応これで修行を達成したことになるのかな。
さて、この三神合祭殿の目の前にある池ですが、ここも特別なところでもあります。
この小さな池ですが、約600ほどの銅鏡が出土しています。
それくらい信仰の場所として栄えていたことを示すものです。
このように池に移った神社を眺め、参拝などもしていたようです。
最後にこの出羽三山を開山した蜂子皇子の社。
立派な装飾が見られます。
さて、また来た道を帰りますか。
帰りは下りだからかなり楽ですけどね。
五重塔は残念でしたけれど、なかなか見ごたえのある場所でした。
下からちゃんと上がっていったのできっとご利益もあることでしょう。
東北唯一
鶴岡市まで来ました。
城関係でも見てきましょう。
まずは致道館。
ここは庄内藩の藩校です。
そして東北地方で唯一現存する藩校建造物でもあります。
ここは講堂。
当時使っていた教科書などが展示されています。
この致道館、教育方針は自主学習を中心としたものだったようです。
それと学生同士で討論も行い、お互いに理解を深めていくこともしていました。
講堂のほかに、御入間もあります。
ここは藩主が来校した時に使用する部屋。
月に一回程度、来校することがあったようです。
ここが藩主が座る場所ですが、床下に工夫があります。
このように板が貼られて潜り込めないようになっています。
天井にも入り込むことはできないよう工夫がされ、防御は完璧。
これが藩主からの眺め。
学生に話などしていたのでしょうね。
藩校は見たし、次は城跡かな。
夏を感じるひと時
藩校の後は城跡を散策したい所ですが、遺構はあまり残っていません。
水掘が確認できるくらい。
あとは土塁か。
目に見えてわかるのはこれくらいで、基本はこの荘内神社となっています。
よくある藩主を祀った神社です。
そろそろ七夕なので準備がされています。
きれいな手水舎。
拝殿も風情があって良い。
願い事が書かれた短冊も。
暑さでは夏を感じていますが、こういった行事でも夏を感じられる良いひと時。
遺構はあまり残っていないので期待はしてはいなかったのですが、意外と良いものを見られました。
おわりに
夕方、温泉に入ったあと、道の駅で自転車日本一周旅人とお会いしました。
今晩は同じ宿泊場所のようです。
どうやら共通の友人も居るなどして夜は酒も進み楽しく過ごしました。
また一つ良い縁ができましたね。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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