７/６ ネットカフェでの目覚め。
昨日もそんなに走っていないし体の調子は良いのですが、朝のうちに仕事を仕上げないと。
一昨日、昨日と２日分のブログをやらなきゃな。
ちゃんと生存報告してから出発しよう。
神秘の池
ブログも更新したし出発。
今日の始まりは水から。
丸池という場所。
駐車場から林道を抜けていきますが、木漏れ日が気持ちよい。
そして見えてきたのは青色をした澄んだ池です。
神秘的な雰囲気です。
ちなみにこの水は鳥海山からの湧水。
丸池神社の御神体でもあります。
この景観を見れば、神々しいと感じるのも理解できますね。
古代人もこの池は普通の池とは違うことを感じ取ったのでしょう。
他にも見る場所があります。
丸池の近くを流れる牛渡川です。
ここも鳥海山からの湧き水。
こちらは青くはなく、非常に透き通った完全なる無色透明。
これはこれで良い。
川の近くに座れば、涼しさも感じ暑さも和らぎます。
仏像探し
丸池から少し走った場所の海岸に来ています。
ここにあるのは十六羅漢という仏像。
崖ではないですがいちおう磨崖仏になるのでしょうか。
この仏像たちは、漁師などの海航安全や海難事故の犠牲者を弔うためにお寺の住職が造りあげていったものです。
十六羅漢とは言いつつも全部で２２体あるそう。
場所も一箇所でなく、色々な場所に仏像が彫られています。
歩きながらどこに仏像があるのか探していくのも面白い。
隠れているわけではありませんが、かくれんぼの鬼の気分で探し回ります。
見つけたときはテンションが上がって楽しい。
中にはこんな場所にも。
数は数えていないので２２体見つけられたかはわかりませんが、概ね見つけたはずです。
磨崖仏はいつもそうですが、これもまた執念を感じます。
これ全てを彫り終えた後、制作者の住職は入水をしていったそうです。
今も海の中から人々の幸せを願っているのでしょう。
大地の恵み
また海岸ではありますが、今度は砂浜です。
ここは釜磯海岸。ここもまた珍しいものが見られます。
湧き水です。
砂浜から水が湧いています。
それも大量に。
鳥海山の周りは湧き水が本当に豊富なんだと実感しますね。
別の場所では滝のように流れる湧き水も。
本当は湧き水を汲むつもりで来てはいますが、ここのはちょっと不安。
ようやく見つけた場所が神泉の水。
まず、名前が良いし仏像も見守ってくれているのでたぶんここなら大丈夫。
飲んだら美味い。
やはり暑いときにの湧き水は最高です。
水分補給して復活したので、先に進んで行こう。
変わりゆく景色
山形を出て秋田に入りました。
秋田に来て最初は象潟から。
松尾芭蕉がどうしても行きたかった場所だそうです。
道の駅には展望台があります。
見てみると、田園地帯に小さな小山がたくさんあります。
この小山は鳥海山の山体崩壊で流れてきたものです。
正直、松尾芭蕉が感動するほどの景観ではないなと思いました。
ただ、当時とはかなり違ってしまっています。
松尾芭蕉が来た当時はこの水田は海でした。
それを埋め立てたのではなく、約２００年前の地震で隆起してしまったそうです。
そのため今は陸地。
海に囲まれていた時は宮城の松島のようだったらしいです。
風化や浸食で無くなっていく景観もありますが、これもその一つですね。
今見ることのできる景観がいつまでも見られるわけではない、ということを思い知らされる場所でした。
後悔しないためにも、行きたい場所に行っておこう。
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ちょっとジャンルは変わり、今度は企業のPR施設です。
今日の企業はTDKのTDK歴史みらい館。
名前は知っていますが、具体的に何を製造していましたっけ。
展示物を見ていると、施設の方が成り立ちなどの説明をしてくれました。
TDKはフェライトという磁性材料をベースに大きくなっていった企業です。
それなので磁気を使った製品が目立ちます。
ビデオテープ、カセットテープなどはその典型ですね。
そのほかにも、電化製品の内部部品にもTDKの製品が良く使われているようです。
展示物のコーナーとは別に、体験型のコーナーもあります。
小学生が工作体験できるものや、カメラで表情や年齢を認識するようなものもありました。
あとはデジタルコンテンツで有名なチームラボのシアターもあり、それも無料で楽しむことができます。
オーロラが見られるところでは紫色のオーロラが出て、説明してくれたお姉さんがめったに見られないから運がいいですねと言ってましたね。
ペッパー君とも話すこともできます。
さすがに一人で３体を相手すると応対が大変。
そんなこんなで一通り見て周ったり、施設の方と話していたりいたら結構時間が過ぎていました。
そろそろ夕方だし、宿泊地に向かおう。
おわりに
宿泊地に行くと、見たことのある自転車が置いてあります。
昨日別れたつくねるさんですね。
どうやら今日もご一緒の様子。
また酒でも飲みながら楽しい時間を過ごすとしましょう。
今日も１日お疲れさま。また明日。
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