[日本一周]192日目 宮崎 延岡~

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1/17 洪水に遭う夢を見て起きました。

外は雨です。

雨音が洪水の夢を誘発したみたいですね。

楽しい夢を見るにはどんな音を聴いたら良いのでしょう。

笑い声ですか?

むしろ眠れなさそう。

神話の地へ

雨は早朝のみでしたので、出発です。

今日の目的地は神話の舞台、高千穂です。

高千穂峡から流れる五ヶ瀬川はどこか、四万十川を思い出させる印象です。

谷を渡る橋からもいい眺めを拝めます。

高千穂までは何本もの橋を渡りますが、どれもアーチ型の橋です。

東洋一の橋だとか日本一の橋など愛称がつけられています。

東洋一であれば日本一だと思うのですが、違うのでしょうか。

高千穂に近づくと棚田も見えてきます。

山間部に来たのがわかりますね。

これから高千穂を楽しみますよ。

引きこもりのパイオニア

高千穂でまず見るのはこの天岩戸神社です。

西本宮と東本宮に分かれているそうですが、私は着いたのは西本宮だったのでこちらから見ていきます。

目的はもちろん天岩戸です。

天岩戸は伊勢神宮の神である天照大神がこもった洞窟として有名です。

その洞窟がご神体です。

天岩戸は神域となっているので入ることはできませんが、西本宮にある遙拝所から見ることはできます。

この様に30分ごとに神職の方が案内してくれます。

これに参加させてもらいました。

この拝殿の奥に御神体の天岩戸があります。

拝殿で参拝を済ませ、天岩戸へと進みます。

神域の入り口でお祓いもされます。

そしてこの奥は撮影禁止区域です。

天岩戸は川を挟んだ向かいにあります。

神域のため手入れも許されていないので、木々で少し覆われていますが、入り口はかすかに見えます。

神話では天岩戸に太陽神である天照大神がこもったせいで、世界は暗闇に包まれたそうです。

引きこもりのパイオニアかもしれません。

どうにかして外に出し、世界に光が戻るのですが、その話はまたあとで。

神々の会議場

西本宮からある場所に向かっています。

この様な景色を見ながら歩いています。

透き通ったきれいな川です。

着いたのはこのような洞窟です。

天安河原です。別名仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや) とも呼ばれています。

ここは天岩戸にこもった天照大神をどうにかして外に出そうと、神様たちが会議をした場所です。

引きこもった子供を出すための家族会議のようなものですね。

この会議によって、出された結論は「舞いを踊り、大きな笑い声を出して楽しそうな雰囲気を出して外に出てきてもらう」です。

この作戦がうまくいき、天照大神は外に出てきました。

そんな様々な神様が集まった場所なので、御祭神には八百万の神と書かれています。

どんな願いでも叶いそうな場所なので、辺りには参拝者が積み上げた石塔が無数に置かれています。

独特の雰囲気ですね。

ただ、怖さはなくとても心地いい空間です。

誰も人はいなかったので、この空間を堪能しました。

神域を独り占めできる贅沢を味わいました。

そうこうしているうちに陽も差してきました。

天照大神が岩屋から出てきたのでしょうか。

より神秘的な空間となりました。

さすが神話の舞台です。

神様が近くに居る気がしてきましたよ。

峡谷のすばらしさ

天岩戸から少し離れた場所にある、名勝、高千穂峡です。

天安河原でゆっくりしていたため、夕方になっています。

ただ、逆にそれが良く、人はほとんど見当たりません。

自然の音しか聞こえない中で、この素晴らしい景色を堪能できます。

この切り立った崖と川ですよ。

崖は人工的に垂直に削ったように見えますが、自然が造り出した形状です。

柱のように割れ目ができる柱状節理という現象のようです。

真名井の滝が落ちる音も心地いいです。

とにかくこの高千穂峡、歩きながら眺めているだけで楽しいです。

自然の造り出した素晴らしい景観、音など、五感をフル稼働させ堪能します。

峡谷は初めてですがこれほどいいものでしたか。

この旅中でベスト3には入る素晴らしい場所でした。

満足というより、ずっと堪能したい。

おわりに

今日の移動 宮崎県延岡市から高千穂町

高千穂に着くまでは上り坂で疲れましたが、来て良かったです。

神話の世界と素晴らしい景観、両方楽しめました。

ただ、まだまだ時間が足りないので、明日も少し散策します。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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