[日本一周]121日目 京都 京都~②

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京都府庁到達

とりあえず、目標達成のため、京都府庁に来ました。

歴史のある建物のように見えます。

交通の邪魔になりそうだったので自撮りはしていません。

都道府県庁は18か所目です。

まだまだ先は長いですね。

天皇の住まい

京都御所にやってきました。

さすがに警備が厳重です。手荷物検査も簡単にされます。

京都御所は京居に移るまで天皇が住んでいた場所です。

平安京ができてからずっとこの場所かというとそうではなく、1331年から現在の京都御所に住むようになりました。

約500年ほど歴代の天皇が住んではいましたが、幾度となく火災に遭っているので、建物が増減したりしています。

現在の配置になったのは1855年からだそうです。

まずは入り口である御車寄からですが、こちらは高貴な貴族たちが使用する場所です。

お客さんすべてがここを使えたわけではなく、ある一定の身分でないとここからは入れなかったようです。

続いてがお客さんの控室となる諸大夫の間です。

3部屋に分かれていて、右に行くほど高貴な方が使う場所でした。

身分の低いものは、先ほどの御車寄は使えず、軒の石段から部屋に入っていたそうですね。

このひときわ大きいのが天皇専用の入り口である新御車寄です。

天皇専用だけあって、一回り大きく感じます。

また、一見和風建築のように見えますが、洋風の要素もあります。

よく見ると、ガラス窓がつけられています。

ガラスが使われているのはこの新御車寄のみで、内部にもシャンデリアや絨毯もあり「洋」の要素が多く使われているそうです。

天皇などが使用する建礼門です。

一番初めに私が入った門とは大きさも装飾も異なります。

あの門はかつては台所の勝手口として使われていたものなので、使う人間の身分がかなり違いますからね。

建礼門の正面にあるのが、紫宸殿です。

こちらが京都御所の中で最も格式の高い建物で、かつて天皇陛下の即位式が行われた場所でもあります。

この場所には天皇の玉座があるのですが、先日の即位式で使用するために現在は皇居に運ばれています。

小御所と呼ばれる建物ですが、この建物だけ、60年ほど前に再建されたものです。

火災によって焼失してしまったのですが、その原因は花火です。

2kmほど離れた鴨川で花火大会が行われていたのですが、そこで打ち上げられた花火によって火災が起こりました。

火の粉が飛んできたわけではなく、パラシュート型の花火が風に流され、ちょうどこの建物の上に落ち火災となったそうです。

その後、鴨川の花火大会は行われなくなっています。

そういえば、鴨川を歩いているときに花火禁止の看板がやたら置いてあったのもその影響なのでしょうか。

京都御所内にはきれいな庭もあります。

住む場所にも緑は必要ですからね。

最後のひときわ大きい建物が天皇の住まいの御常御殿です。

なかなか写真に入りきらないです。

通常ここで日常生活を送っていたのですね。

住んでいた痕跡として一つあるのが、この緑の棒です。

この棒はカーテンレールとして使用されていたものだそうです。

この一番左が御常御殿です。

これで大きさが感じられると思います。

ここまで書いた説明ですが、ほとんどがガイドツアーで教えてもらった受け売りです。

一度自分で周ったのですが、どんな建物なのか理解ができなかったので参加してみました。

そのおかげで、いろいろと勉強になりました。

建物にまつわる話などもあり、単純に楽しかったりもします。

無料で参加できるので、京都御所に行った際は参加してみるのお勧めします。

学問の神様

天神様でおなじみの菅原道真を祀った北野天満宮です。

ここが天満宮の総本宮だそうですね。

立派な門をどんどんくぐっていきます。

こちらが国宝となっている本殿です。

学問の神様としても有名なので、修学旅行生と思われる人がたくさんいます。

こう見ると、装飾はかなり豪華ですね。

また、横に周ってみるとえんじ色に塗られているのも珍しいと思いました。

朱色でなくえんじ色もなかなかおしゃれです。

奉納されている絵馬は合格祈願など、学問に関するものでほとんどが占められています。

話は変わりますが、ここ北野天満宮は豊臣秀吉が大茶会を行なった場所でもあります。

ここで、秀吉の名物の茶道具を披露したり、お茶をふるまっていました。

約1000人もの人が集まったともいわれています。

その時にこの井戸の水が使われました。

今はきっと飲めないでしょうけど。

紅葉もだいぶ色付いてきました。

おわりに

今日の移動 京都府京都市のみ

成果 京都府庁到達 18/47

今日の宿は嵐山の近くです。

嵐山の紅葉はどうでしょうか。

明日はまた、大阪方面に進んでいきます。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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