11/25 昨夜は寝袋だけで寝ましたが、寒さは全然大丈夫。
最低気温も10℃を下回らなかったので余裕でした。
今日は高知入りに向けて走りましょう。
室戸ジオパーク
あっという間に高知県入りです。
高地に入ってからは海岸線を走ります。
海辺には岩場がたくさんあります。
この様な岩石は大昔に海底火山によって作られたものです。
この丸みのある枕状の溶岩が特徴です。
この一つ一つがマグマが流れ出た跡なのですね。
地質を学ぶジオパークにも寄ってちょっとお勉強しました。
学習した後はそのまま室戸岬方面へ進みます。
海岸線はやはり岩場ですね。
室戸岬まで来ると、また違った岩が出てきます。
板状の岩石です。
こちらは溶岩でなく堆積の岩ですね。
海底で堆積したものが層となり、隆起したことにより地上に出てきています。
どこか和歌山とも似た雰囲気に感じました。
同じ太平洋ですし、プレートの移動によって隆起した地形でもあるので、共通点が多く、そう感じるのでしょう。
室戸岬の灯台にも上りました。
とにかく海しか見えません。
陸地の先っちょにいることを感じさせてくれました。
空海伝説
室戸岬付近では空海にまつわる伝説も多く目にしましたのでいくつか紹介します。
ここは空海が修行した場所とされる御厨人窟です。
「すごい岩場だな」と見上げたりもしていましたが、今回は空海のお話。
左右の洞窟が主役です。
この右側の洞窟で修行をし、左側に住んでいたそうです。
ここでの修行中に空海の口に光の玉が入り、悟りを開いたとされています。
悟りを開くには、それくらいのことが起きないと無理ですよ。
そして洞窟の中から外を眺め、見ていたのが「空」と「海」です。
空海の名前が誕生した場所でもあります。
続いてはここ、一夜建立の岩屋です。
空海がたった一夜にして作ったとされています。
まあ、空海ですから、岩に穴をあけることなど容易いでしょう。
そして、暴風雨を防ぐために念仏を唱えて作ったシェルターのような場所もあります。
空海ですよ。そりゃ念仏で岩くらい捻りますよ。
空海の行水した池もあります。
奥の岩も空海が関わっています。
何をしたと思います?
背中をこすったんですよ。
そのため、滑らかに削れています。
空海の背中は岩をも削る。
当然ですよね。
まさに人外。
空海の力を大いに見せつけられました。
おわりに
今日の移動 徳島県海陽町から高知県室戸市
室戸に来たので海鮮を食べたかったのですが、定休日や、昼の営業のみだったりで夜食べられそうな場所が見つかりませんでした。
残念ですが今日は諦めて、明日食べることにしましょう。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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