[日本一周]143日目 高知 南国~

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11/29 いい感じの寒さですね。

冬らしくなってきました。

テントと寝袋があればまだまだ大丈夫ですが。

四国の覇者

高知城に直行しても良かったのですが、通り道なので寄ってみました。

来ている場所は岡豊城。この方のお城です。

戦国武将、長宗我部元親(ちょうそかべ もとちか)です。

初見では振り仮名つけないと読めませんよね。

長宗我部が苗字です。

居住地である長岡郡宗部郷(宗我部郷)からとった苗字だそうです。

その長宗我部家の居城がここ岡豊城です。

一時はほぼ四国を平定し四国の覇者となったこともある大名です。

どれだけの城を築いていたのかと期待しましたが、意外と小さいです。

ここは二の段。曲輪はしっかりと残っています。

小高い山の上にある城跡のため、眺めも良いです。

城の東側を見渡すことができます。

ここから本丸の役割の詰の段にも上がっていきますが、やはりそれほど大きくないです。

天守もまだ普及していない時代なので、天守は作られませんでした。

それでも、土塁などで城の面影は感じます。

ところどころ石積みが残っている場所もあります。

厩曲輪跡にも行ってみます。

展望がよさそうです。

こちらは西側を見渡すことができます。

四国の覇者の居城が、ずいぶんのどかな場所で驚きましたね。

昔はもしかしたら栄えていたのかもしれませんね。

高知県庁到達

23か所目の都道府県庁。

高知県庁に到着しました。

看板の場所は高知城の水堀の上ので自転車は通れない微妙な位置でしたが、大きめなので許しましょう

高知城は隣なのでそのまま行きますよ。

現存天守 高知城

ここが楽しみにしていた場所の高知城です

7か所目の現存天守です。

大手門から進んでいきます。

野面積みの石垣が見えてきます。

この石垣は安土城の石垣も築いた穴太衆によるものです。

石段は段差が途中から大きくなり、上りづらくなっています。

戦を意識した造りです。

三の丸の立派な石垣も見えます。

天守も高台にあるのでいろいろな場所から見ることができます。

石段を登り終えると本丸です。

ここ、高知城は天守のみならず、本丸内の建物も現存する日本で唯一の城です。

この本丸御殿が天守への入り口です。

特徴的な形の欄間が目につきます。

好みのデザインですね。

本丸御殿を抜けると天守です。

もちろん狭間などはあります。

最上階部に着きました。

本丸の様子がよく見えます。

もちろん高知市街も見えます。

外にも出られます。

ここを建てた山内一豊は、幕府から許可をもらってまでこの欄干をつけたかったそうです。

以前の居城の掛川城に有ったのがよほど気に入っていたのでしょうね。

また、この高知城は石垣を上るのを防ぐ忍び返しもついています。

これではさすがに登ることは厳しいですね。

天守を出た後は石垣や塀を見ながら下っていきます。

この壁も現存しているものです。

最後に見に行ったのが、埋もれた遺構です。

実はここ、長宗我部元親が岡豊城から移転をしようとしていた場所でもあります。

いろいろ理由があって、浦戸に新たな城を築城したので完成はしていませんが、痕跡を一部見ることができます。

それがこの石垣です。

高知城は初登城でしたのでかなり楽しめました。

おかげで、予定していた観光時間はオーバーしてしまいました。

さあ、次に向かいますよ。

幕末のお勉強

幕末の志士、坂本龍馬について勉強するために坂本龍馬記念館に来ました。

幕末、明治維新は学校で学んだはずですけれどよく覚えていませんね。

まずはそこから復習しないといけません。

江戸時代、ペリーが黒船に乗って日本にやってきます。

それによって日本は大混乱になるのです。

外国に対し、開国するのか、鎖国するのか二分されます。

幕府は開国側というか、天皇の許可を得ないうちに勝手に開国してしまいました。

そうなると、鎖国側としては納得できないですよね。

「勝手な事をする幕府はもうだめだ、昔みたいに天皇中心でやろう」と思う人が出てきます。

それで対立する人同士て喧嘩が始まります。

土佐藩でもお互いの派閥の要人を暗殺したりします。

薩摩藩と長州藩の様に藩同士でも対立が起こり、日本中は大混乱です。

ここに危機感を覚えたのが坂本龍馬です。

日本の中で戦っているようでは外国から攻められてしまいます。

そこで坂本龍馬は喧嘩している薩摩藩と長州藩を同盟させます。

これが有名な薩長同盟です。

なぜこの2つの藩だったかというと、この2藩だけが外国から攻められ、痛い目を味わっているからです。

両藩とも外国に攻められ、藩ごとでは歯がたたないことは分かっています。

こうして同盟が結ばれ、幕府ではだめだから、俺達で新しい政府を作ろうとなって明治維新へと進んでいきます。

幕末初心者の私にはこの辺りの歴史を整理するので限界でした。

ここまでで私の頭はオーバーフローです。

展示品で記憶に残っているのは龍馬の手紙くらいですね。

多くの手紙が展示されていて、筆まめだったのが窺えます。

資料館の屋上には展望台もあり、きれいな夕日が見られました。

そして、近くにあるのが桂浜です。

坂本龍馬像があります。

浜も見てみます。

頭のクールダウンしてキャンプ場へ向かいますか。

おわりに 

今日の移動 高知県南国市から高知市

成果 高知県庁到達 都道府県庁23/47

   高知城到達 現存天守7/12

久々にちゃんと頭使いましたので疲れましたね。

今日は種崎千松公園にあるキャンプ場です。

好きなように夕飯が作ることができて快適です。

辺りも静かなのでゆっくりできそうです。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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