[日本一周]165日目 山口 柳井~

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12/21 今日は曇りです。

ベンチに座って、暖かくなるのを待っていましたが、一向に暖かくなりません。

今日は曇りです。

暖かくなるはずもありません。

寒いと頭が回りません。

さっさと体を動かすしかありません。

白壁の街並み

今日は柳井の街並みからです。

柳井は菜種油によって栄えた街です。

ここも江戸時代からの街並みがよく残っています。

私の第一印象は「上品な街並み」でした。

全体的に落ち着いた印象で、きれいではあるが、華美過ぎず、何とも上品です。

軒下にかけられているのは金魚ちょうちんです。

この金魚ちょうちんは柳井の名産品で、弘前のねぶたからヒントを得て作り出したものです。

金魚ちょうちんの赤い色が、白を基調とした街並みに良いアクセントとなっています。

柳井の街並みにある「佐川醤油」さんでは、資料館として工場を見学することができます。

中に入った瞬間から、醤油の香りがします。

周りを見渡してみると、使用する道具類は酒蔵と似ているように思います。

どうやら、この醤油蔵はもともと酒蔵として使われていたものだそうです。

この樽で醤油のもとになる「もろみ」を熟成させています。

そのため匂いが強くしたのでしょう。

ここで作られている醤油は再仕込み醤油と呼ばれるものです。

通常通りに造られた生醤油に、再度原料を入れて熟成させるものです。

期間は通常の2倍かかりますが、原料も多く使用されているため、その分うまみが強い醤油となります。

この醤油を藩主が気に入り甘露(とてもおいしいこと)と称して甘露醤油と名付けたそうです。

醤油の資料館を出て、街並みに戻ってきました。

今は川となっているこの場所も、昔は海でした。

このような場所から船の荷揚げなどをしていたそうですね。

逃亡犯終焉の地

きれいな道の駅、ソレーネ周南に来ました。

休憩のためでもありますが、ほかにも理由があり、来ることとなりました。

ある人物に関わりのある場所だからです。

皆さん覚えていますか?

昨年、大阪の富田林警察署から逃亡して自転車日本一周を装っていた男を。

彼の終焉の地がここです。

彼は、ここで食料品を万引きしている姿を警備員に発見され、そのまま逮捕されました。

48日間にも及ぶ逃亡旅がこの道の駅で終わったのです。

道の駅には逃亡されてしまった大阪府警からの感謝状もありました。

これを飾ることは大阪府警にとっては辱めのようにも思います。

道の駅の売り場に入ってみると、このようなステッカーがやたらと張っています。

以前からもともと張られていたのか、事件があってから張られたのかはわかりませんが。

自転車でなくても日本一周している人は、この逃亡犯ネタ、万引きネタで必ずいじられていると思います。

もちろん私も何度となくいじられています。

万引きは犯罪です。

ちゃんとお金を払って購入しましょう。

おわりに

今日の移動 山口県柳井市から周南市

あの逃亡犯に関わる話ですが、ボードを持って記念写真していたのは、周防大島の道の駅だったそうです。

昨日その情報を知っていれば、間違いなく寄っていましたね。

残念ですが、今から戻るのはちょっと厳しいです。

自分のボードを持って写真撮りたかったな。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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