8/2 朝は曇りですが、蒸し暑いです。
今日は宇都宮を出て、日光へ向かいます。
移動の前にちょっと寄り道
泊めてもらった友人宅のすぐそばに、気になった場所がありました。
それがこちらの旧篠原家住宅です。
もともとは江戸時代から醤油屋を営んでいた豪商です。
明治時代の母屋と江戸時代の蔵を見物することができます。
開場すぐの9時に行ったので、客は私一人だったためか、受付の方が丁寧に説明をしてくれました。
入り口を入ると見えるのが、番頭さんが座っていた場所です。
右には大きな大黒柱があります。
この建物は木材に凝って作られたそうです。
天井は梁がむき出しになっていますが、圧迫感を緩和させるのと同時に、立派な木材を見せ、豪商としての権威を見せつけるものでもあったそうです。
2階にある客間は特徴的なふすまがあります。
別の部屋には20畳もの大広間があります。
当時は結婚式や宴会等が行われていたそうです。
母屋を出て、蔵も見てみます。
こちらも大きな梁があり、使用する木材にこだわっていたことがうかがえます。
今まで、武家宅は何度か行っていましたが、商家はもしかしたら初めてかもしれません。丁寧な説明もあったおかげか楽しむことができました。
いざ日光へ
ようやく日光へ向かうのですが、ここで、走行距離が1000kmに達成しました。
ちょっとした記念に写真に残してみました。
それと、道筋は昔の日光街道である国道119号線を走っていたのですが、通り沿いの家に石蔵が結構あったりするので、それを見ながら走るのも楽しいですね。
別でちょっと気になったのが、下の画像のように車道の両側に歩道がありますが、歩道が1段高い作りになっているんです。
このような道路がかなり続いているんです。なぜなんでしょうか?
こうなっている理由を、どなたか知っている方がいらっしゃれば教えてください。
ようやく着いた日光
日光街道をひたすら北上していたわけですが、この道が結構疲れます。
ぱっと見は平坦に見えるところでも、緩やかな登りになっています。
この坂道が、日光の駅まで、延々続きます。
ようやくついた東武日光駅にはこの看板が。
宇都宮が約100mだとして400m以上上っていることになります。
そりゃ疲れるわけです。
でも日光東照宮はさらに上なんです。
ようやくたどり着いたときにこの看板がありました。
東京方面を見た先には、スカイツリーのてっぺんがあるんですね。
世界遺産 日光東照宮
今回の旅での初の世界遺産ですね。
日光東照宮は、徳川家康を神様として祀った神社です。
まずは、国宝である陽明門から行きましょう。
この豪華絢爛な門が、参拝者の目を引き付けます。
獅子や龍の多数の彫刻が施されているので、じっくり見たほうがいいです。
実際見たらとても迫力がありますよ。
陽明門だけでなく、この日光東照宮はとにかく凝った彫刻だらけです。
続いては、「鳴龍」と呼ばれる薬師堂です。
撮影は禁止のため、画像はないですが、天井に大きな龍の絵が描かれているものをテレビなどで見たことがあると思います。
この龍の真下で、拍子木を打つと、震えるような音がし、まるで龍が鳴いているようだとして鳴龍とつけられたそうです。
建物内の反響を利用しているのですが、今まで聞いたことのない音色ですごく進歩的に感じました。
その後も御本社などを回りましたが、ここも撮影禁止となっています。
もし行った際には、参拝するだけでなく天井の装飾や、将軍着座の間をじっくり見てください。
おわりに
今日の移動 栃木県宇都宮市から日光市
地元の隣の県で距離もそれほど離れていないのですが、私の記憶の限りでは、この東照宮に来たのは初めてだと思います。
実際に見てみると、世界遺産になるだけの魅力があります。
特に気に入ったのはやはり彫刻でしたね。
技術とお金をかなりかけているのを感じられると思います。
ちなみに今日は日光のゲストハウスで宿泊です。
明日は荷物を置いて、いろは坂を上る予定です。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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