[日本一周]152日目 愛媛 宇和島~

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12/8 久々に朝日を浴びました。

陽の光はやはり暖かいです。

こんな寒い冬の朝には特にありがたさを感じます。

今日は一日天気もよさそうですので、良い一日になりそうです。

現存天守

宇和島城ですよ。

ここも現存天守です。

今いるのは東側の門です。

こちらから攻め入りましょう。

門をくぐると早速石垣です。

石垣を見ながら上っていきます。

この宇和島城ですが、築いたのは築城の名手、藤堂高虎です。

以前行った伊賀上野城や津城も築いています。

藤堂高虎といえば石垣です。

本丸に近づくにつれ、石垣も高くなっていきますね。

二の門跡からは天守も見えてきました。

本丸に到着です。

これが8か所目の現存天守です。

天守は江戸時代になって宇和島伊達家によって建設されたものなので、今まで見てきた石垣と天守台の積み方が違います。

天守の中にも特徴があります。

内装に障子が用いられています。

これは戦が無くなった平和な時代に建設されたためです。

戦を意識した天守によくある、石落としや狭間もありません。

床には畳も敷かれていたそうです。

天守からはきれいな海が見えますね。

今見えている街並みは、築城当時は海の中だったそうです。

古地図を見ると、宇和島城は海と隣接しています。

天守を降り、帰りは南側の門に向かって降りていきます。

藤堂高虎、やはり高い石垣を築いていますね。

式部丸跡から見えるこの石垣は積み方が新しそうです。

南側まで下りてきました。

宇和島をまだまだ周りますよ。

擬洋風建築

宇和島城からちょこっと移動しました。

洋館のような建物の歴史資料館です。

完全な洋風でなく、擬洋風建築と呼ばれる建物です。

この擬洋風建築、どこかで見たなと思って記憶と記録を呼び起こしました。

以前見たのは長野県松本市の旧開智学校でした。

ここも同じように、洋風に似せた建物です。

瓦は和風ですね。

中は洋風です。

この建物はもともと宇和島警察署として建設され、後に南宇和郡西海町役場となり、現在この歴史資料館となっています。

2階にも上がります。

天井の一部が外されており、天井の木組みを見ることができます。

外から見えていたバルコニーです。

この手すりですが、現在では復元できない技術が使われているそうです。

移築の際に復元も考えたそうですが不可能のため、建設時のものをそのまま使用しています。

また、バルコニーからは砲台跡も見ることができます。

砲台があるということは、ここは海だったということですね。

凸と凹

またまたちょっと移動です。

来たのは多賀神社。

まあ、参拝しますよね。

ただ、ここに来た目的は、神社自体ではなく、敷地内にあるこの凸凹神堂です。

性についての展示館、いわゆる秘宝館です。

ただ、管内の撮影はできないので画像はありません。

気になる方は「凸凹神堂」で検索していてください。

展示館には性器を模した置物や仏像などがあります。

表現の仕方もいろいろです。

性器そのものの形をしたものは単純でわかりやすいです。

顔面が性器となっているインパクトの強い仏像もあります。

田の神と呼ばれる像は右手に杓子、左手にお椀を持っていて、男性器、女性器をそれぞれ表しています。

このようにちょっと工夫しているものが、なかなか面白いです。

なかには前から見ると大黒様、後ろから見ると男性器といったようなセンスの効いたものもあります。

日本のものの他に海外のものもあります。

神様が性行為をしているチベットの仏像もあり、日本とチベットの仏教感の違いがある事が分かります。

日本の仏教では性欲=煩悩の考え方ですからね。

文化と性についての解説など、興味深いものもあり、勉強にもなります。

それにしてもここまでの品々を良く集めたなと感心してしまいます。

3階建てのビルに展示品がびっしり詰まっていますからね。

何かに没頭する人間の力も感じることも出来ました。

ネタとしても良いですし、性と文化の関わりを学ぶにも良いですし、面白い場所でした。

宇和島に来た際にはぜひ寄ってみてください。

おわりに

今日の移動 愛媛県宇和島市から西予市

成果 宇和島城到達 現存天守 8/12

天気が良いと言いつつ、風景の画像をあまり出していないですね。

公園で紅葉を見たりしましたよ。

雲も全くなく海もきれいでしたね。

高台からはリヤス式の海岸も見ましたし。

気温も暖かく、気持ちのいい一日でした。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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だいじだっぺ

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