[日本一周]73日目 愛知 長久手~

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9/20 今日は朝方寒いくらいでしたね。

完全に秋です。

トヨタ博物館

今日もトヨタの施設、トヨタ博物館です。

ただし、トヨタと付いてはいますが、世界中の自動車の博物館と言ったものです。

入り口を入るとトヨタ初の量産乗車のAA型が迎えてくれます。

2階に上がると今度は世界で初めてエンジンで走行した、ベンツの自動車があります。

奥には古い自動車がずらりとありますね。

このころの車は走るだけで精一杯でした。

徐々に技術が進歩し、クルマとしての形ができてきました。

この車はロールスロイスのシルバーゴーストです。

今でも販売されている車種ですが、幽霊のように静かだったことからゴーストと名付けられたそうです。

今までは富裕層でしか乗れなかった自動車を大衆化したのが、このフォードのT型です。

十分な性能を保ちながらも、構造を簡素化し、安価で自動車を作りました。

初めてライン製造を行った自動車でもあります。

大衆化した後には、だんだんと豪華な仕様の車両が作られます。

この車は内装に高級な蛇皮を使っています。

それぞれの国によって、特徴も出てきました。

アメリカでは長距離を走ることが多いので、車両は大きくなり。

一方、ヨーロッパでは狭い市街地を走るため、小回りの利いた小型の車両が多く作られるようになりました。

1930年代になり流線形のボディーも作られ始めました。

トヨタのAA型が作られたのもこのころです。

正確には「トヨダ」で濁点が付いていた時でしたね。

ホイールキャップにもTOYODAと書かれています。

デザインはあり車両を参考にしています。

クライスラー社のエアフローという車両です。

そっくり過ぎません?

フロント部は多少違うにしても、側面はほぼ同じです。

ガラスの形なんか違いが判らないほどです。

ただ、当時は真似するしかなかったのでしょうね。

ちなみにこのトヨダAA型ですが、一戸建てが買えるぐらいの超高級車だったそうですよ。

世界では個性的な車も作られます。

このコード社の車両はリトラクタブルヘッドライトを初めて採用しました。

ただこのライト、手動で動かします。

手動のドアガラスのように、ハンドルをくるくる回して開閉します。

ただし、運転席側、助手席側それぞれ別に動かさなければならないので、急いでいるときは大変だったようです。

世界中で大人気となったビートルも作られるようになります。

こんなかわいらしい形のメッサーシュミットも。

だんだんと現代に近づいてきますね。

この辺になると、懐かしいと思う人もいるのではないでしょうか。

ほかに珍しいものとしてこんな車両もあります。

アメリカのルーズベルト大統領がパレードで乗車した実際の車両だそうです。

やはり大統領専用車だけあって、ドアやガラスは分厚いですね。

これ以上にも紹介できないほどまだまだ多くの車両があります。

車好きはもちろん楽しめますが、車両エピソードを聞きながら周れるガイドツアーも行っているので、あまり知識のない方でも楽しむことができると思うます。

世界のスポーツカー展

先ほどまでは常設の所ですが、ほかに企画展も開催しています。

今はスポーツカーの展示です。

世界初のスポーツカーとされる、 1912年に製造された イスパノスイザアルフォンス13です。

見た目はクラシックカーですが、エンジンを車両の中心になるべく近づけて、走行性能を高めているため、スポーツカーとされています。

フェラーリやNSXも置いてあります。

走っていて面白いのはこのような小さい車だそうです。

これはオースチンのヒーレースプライトですが、整備した後にテスト走行もするそうですが、きびきび動いて楽しいみたいですよ。

たまたま、ホンダのS800にも乗せてもらえました。

デンソー

トヨタ博物館の後は、刈谷にあるデンソーのギャラリーにも行きました。

主にトヨタの電装品などの部品を製造している会社です。

この様に部品の展示や技術説明が多いですね。

興味ない人は全く面白くないでしょうね。

遊べるものは次世代の運転席を体験できるものくらいですね。

ちょこっと遊んで帰りました。

おわりに

今日の移動 愛知県長久手市から刈谷市

デンソーの近くには同じトヨタグループのアイシン精機もありましたが、雨が降ってきたので行くのを止めました。

興味があれば、ミッション、ブレーキなどデンソーと同じようにショールームがあるので合わせて行ってみるのもいいと思います。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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だいじだっぺ

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