10/4 風が強いですね。
昨日も強風で疲れたのでなかなか動く気がしないです。
そんな中、ゆっくりしていたら、猿回しのおっちゃんと出会いました。
猿回しの話なども聞かせてもらいながら、出発までの間ゆっくりしていました。
日本一周できてうらやましいなとも言われてしまいました。
やはり、好きなことをできることが、人生一番大事だと言っていましたね。
忍者の里
風は止みませんでしたが、忍者の里、甲賀に来ました。
ここには、300年前の甲賀忍者、望月出雲守のお屋敷の「忍術屋敷」があります。
まず、忍者についてですが、忍者とはスパイです。
世間や敵の情報を得る、諜報部員です。
そのために商人やお坊さんに変装し、いろいろと旅をするなどして、情報を得ていました。
そんな忍者は命を狙われることもあり、屋敷には数々の工夫をこらしてあります。
そんなからくり屋敷に遊びに行ってみましょう。
まずはこの押し入れですが、はしごで2階に行けるのはもちろんのこと、地下にも隠し通路があります。
2階に上がった際に、梯子を外してしまえば上に上がることも出来なくなります。
2階は天井がものすごく低く、立ち上がれないほどですね。
これは刀を降りかざすことを防ぐためです。
そして、正面の小窓から下の様子も覗き見ることができます。
木枠も外すことができるので、侵入者に飛びつき、捕えることもできます。
3階に来ました。ここは広い屋根裏のスペースです。
ここでは密談などをしていたのでしょう。
突き当りの場所からはしごで1階に降りることもできます。
これはどんでん返しという回転扉です。
そして扉の先には落とし穴が仕掛けられています。
身を守るだけでなく、敵から情報を得るための仕掛けでもあります。
ここが主人の部屋です。ここにもいろいろ工夫がされています。
まずこの扉ですが、厚さ3cmのヒノキの板を三枚繋げたものです。
重さは50kgもあり、開けるのにも一苦労します。
また、槍や刀で突いても貫通できないため、急襲された時に時間を稼ぐこともできます。
ここの押し入れにもどんでん返しですね。
隠し通路ももちろんあります。
戦が少なくなってからは薬屋として商売をしていたので、道具なども展示してあります。
忍者道具ももちろんあります。
菱の身を撒くからマキビシだったのですね。
一つ賢くなりました。
忍者屋敷は初めて見ましたけれど、身を守るための工夫が施されていてなかなか面白いですね。
来てみてよかったです。
村雨城
忍術屋敷の近くに城跡があるので行ってみました。
村雨城。ゲームに出てきそうなネーミングですね。
道路からも土塁と思われる痕跡があります。
少し坂を上っていきます。
土塁で囲われた曲輪が見えてきました。
ここは甲賀忍者が戦に備えていたのでしょうね。
おわりに
今日の移動 滋賀県竜王町から三重県伊賀市
三重に入りましたが、いろいろ周るのは明日からです。
夕飯だけ、名物?の味噌焼きうどん定食なるものを食べました。
三重の亀山の名物らしいです。
ホルモンを使った、みそ味の焼うどん。
けっこう味が濃い目なので、ご飯があってちょうどよかったですね。
ラーメンライスみたいで、おいしかったですよ。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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