[日本一周]96日目 三重 熊野~③

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10/13 台風も過ぎて快晴です。

下ろした荷物を積み直して出掛けましょう。

伊勢路 松本峠

先日、見かけた松本峠に来ました。

やっぱり熊野古道を歩かずにはいられませんでした。

台風の影響でしょう、石畳の上に折れた枝葉が落ちています。

歩けないほどではないので、おそらく大丈夫でしょう。

きっと昔の人も「熊野本宮までもうすぐだな」と考えながら思いながらこの峠を越えていったことでしょう。

途中にある石に腰かけて休憩をしたかもしれません。

そういったことを考えながら歩いていきます。

あっという間に中間地点へ到着です。

ここで昔起きた話を一つ。

夜中に峠越えをしていた人がここを通るときに、暗闇の中で人の大きさほどの何かが見えました。

化け物が出たと思って驚いたのか、慌てて鉄砲で撃ちました。

しかし、よくよく見ると、ただのお地蔵さんだったというお話です。

そのお地蔵さんがこれで、撃たれた痕跡は今も残っています。

ここからは熊野の市街地でなく、鬼ヶ城跡に向かいます。

城跡の展望台からはいい景色が見れました。

自然が作り上げたアート 鬼ヶ城

城跡から下りてきました。

今度は岸壁の散策路を歩いてみます。

これは凄いですね。

波の侵食によって巨大なドーム状の空間となっています。

それが隆起し、今見えている景観が作りあげられています。

これは自然が膨大な時間をかけて生み出したアートです。

人間には決してできない、自然の力を思い知らされます。

ドームの中から見る海もきれいですよ。

この先は高波のため、侵入禁止だったので進めませんでした。

波が穏やかなら別の景色も見られたのでしょうね。

ただし、荒れた波が崖に打ち寄せる姿もなかなか良いものでしたよ。

熊野三山 熊野速玉大社

和歌山県新宮市にきました。

ここにあるのが熊野三山の一つ、熊野速玉大社です。

昔は熊野本宮大社を参拝し、熊野川を下って、ここ熊野速玉大社に参拝するのが基本のルートだったそうです。

順番はそれほど気にしないので普通に参拝します。

前にも来たことありましたが、その時も順番は気にしませんでしたね。

今は船で川下りも出来ないと思いますし。

そして熊野川は台風の影響で、茶色く濁っています。

本来ならば青くきれいな川なんですけれどね。

熊野信仰の原点 神倉神社

熊野速玉大社の近くの神倉神社も行きました。

ここは熊野信仰の原点とも言われている場所です。

ちょっと難所なんですけれどね。

まず、鳥居のすぐ先から圧倒されます。

この、崖を登るような急な石段です。

石段は五百数十段あります。

これを登らないと熊野信仰の原点を拝むことはできません。

さあ、どんどん進んでいきますよ。

ちなみにこの石段ですが、源頼朝がしたものだそうです。

この鳥居が見えてきたらもうすぐそこです。

大きな岩「ゴトビキ岩」が原点です。

神倉神社のご神体でもあります。

街も一望できます。

それにしても意外とすんなり登れました。

峠越えだったりで体力がついてきたのかもしれません。

下りは下りですごいですよ。

這いつくばりながら登っている方もいましたが、無理しない方が良いと思いますよ。

御利益を得るために怪我してしまったら、元も子もないですから。

おわりに

今日の移動 三重県熊野市から和歌山県那智勝浦町

和歌山県に入って熊野三山巡りを進めたいのですが、明日は天気が良くなさそうです。

また停滞日になってしまうのでしょうか。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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だいじだっぺ

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