[日本一周 後半戦]162日目 北海道 弟子屈~②

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9/19 予報では曇りでしたが、たまに晴れ間も見える良さそうな天気。

今日は摩周湖に行きたい。

そのための連泊だし荷物も全部下ろした。

準備は万端、天気だけそのまま保ってくれよ。

神の湖

はい摩周湖。あっけなく着いたかのように思われますが、けっこう大変でした。

自転車に積んだ荷物は下ろしたものの、傾斜がきつくて展望台までの残り3kmほどはずっと押しっぱなしでした。

積載状態だったら間違いなく諦めて引き返していたでしょうね。

まあ今は曇っていますよ。

でも、どうせ晴れる。

私は運が良いのでそんなのはわかりきっていること。

少し待つだけでほら晴れた。

言った通りでしょ。

アイヌの言葉では神の湖と呼ばれていた摩周湖。

確かに神秘的な雰囲気を感じます。

天気も良くなったし、アイヌのカムイたちにも気に入られてきたかな。

先ほどの展望台から少し移動し、別の展望台にも来てみました。

ここの方が、全景が見渡せるからカルデラ湖の様子もよく分かる。

そしてこの青さ。

濃い青色が先程の第一展望台よりも際立っています。

正面にカムイシュ島と摩周岳が一直線に見えるのも良い。

先ほどの第1展望台より、こっちの第3展望台のが好きだな。

本当にここにはずっと居ても良いくらいの心地よさ。

後ろを振り返れば、昨日居た硫黄山と屈斜路湖も見えます。

展望台からの摩周湖は見たけれど、まだ昼前で時間もあるな。

宿に戻るには早いし、あそこまで行ってくるか。

神の山

一旦、最初の第1展望台まで戻ってきました。

時間もあるし、せっかくなので摩周岳にも登ってきます。

さあ、登山の始まり。

しばらくはこのようなほとんど傾斜の無いダラダラとした道が続きます。

なんだか礼文島のトレッキングコースを思い出すような道。

ほぼ中間地点の展望台から見える摩周湖は、なんだか人を寄せ付けない神秘的なものを感じる。

右端に見える摩周岳はまだ少し距離がある。

難なく進み、山頂まであと400mのところまで来ました。

ただここからが結構大変だった。

今までは傾斜はほとんどなかったのに、急に始まった本格的な登山。

道も狭く足場も悪いなか、山道を登っていきます。

汗だくと息切れの中到着した摩周岳の頂上。

天気は曇ってきてしまいましたが、これはこれで良い。

少し曇っている方が摩周湖らしさがあるはず。

頂上での休憩中、段々と霧が出てきました。

あっという間にこんな感じに。

霧で覆いつくして、湖を幻にしてしまおうとする様な力を感じます。

周囲も霧に覆われて幻想的な雰囲気に。

そろそろ帰り時だなと感じ、下山。

帰り道も霧に包まれながら。

来るときに摩周湖が正面に見えていた展望台はこの通り。

行きと帰りでものすごい変わりよう。

まあ、危険はなかったので無事に下山。

第一展望台も霧に包まれていました。

晴れの摩周湖も霧の摩周湖も見せてくれたのは、カムイたちの粋な計らいだったのかな。

おわりに

今日は摩周湖を堪能した一日でした。

神秘的で幻想的な摩周湖に魅了される人が多いのも分かります。

私の中でも摩周湖は好きな景勝地の上位に入りましたからね。

よし、いつかまた摩周湖を見に来よう。

ここはそんな場所だ。

今日も1日お疲れさま。また明日。


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