9/22 夜に降っていた雨は朝には上がりました。
今日晴れる予定なので、納沙布岬に行きたい。
でもその前に見ておきたい場所があるからそこに行ってからだ。
最東端の前に
納沙布岬とは逆方向に進んだのですが、まず来ておきたかったところはここ。
根室市の北方四島交流センターです。
ここで北方領土について学んでいたほうが、納沙布岬に着いたときにきっと楽しめるはず。
北方領土が日本の領土だということを説明したパネルなどを見つつ、返還請求の運動のスクラップ記事なども読んでいく。
そして元島民が島を退去させられた時の話なども聞くことができる。
北方領土を日本に返せという展示だけでなく、交流センターという名前なので、ロシアの文化も学ぶ。
ここがロシアの住居をイメージした部屋。
マトリョーシカもある。
実物は初めて見たかもしれない。
日本の部屋は和室。
なにか飾ってあるなと思って見てみると、将棋のタイトル戦のものでした。
2階には展望台も。
国後島の表示はあるものの、曇っているせいかよくわからず。
まあ、納沙布岬に着けば北方領土は見えるはず。
とりあえず進むか。
北海道の城跡?
納沙布岬までの間、ふと目に入った観光地のような場所。
なんだかわかりませんが、どうせ時間もあることだしちょっと寄ってみます。
海に続く道。
熊出没注意といった看板はないですが動物はちょっと心配。
少し歩くと竪穴式住居跡の表示があり、先に進むとこんな窪み。
たしかにそれっぽい。
ただ、竪穴式住居跡ではなく、こっちがメインの所の様。
チャシと言われる砦として使われていた場所。
まるで空堀が掘られた曲輪。
久々に見る城跡感。
函館の五稜郭以来かもしれません。
全部で3つのチャシがあるのですが、ここの空堀は小さめ。
ちょうど海に面しているので眺めも良い。
さて、納沙布岬までさっさと進んでしまいましょうか。
東の端
はい、最東端の納沙布岬に到達です。
これで日本の東西南北の端を全部到達したことになります。
ここに来て改めて感じたのが、旅の終わりが近づいて来たなということ。
今回の後半戦でいうと5か月半、前半戦も含めると15か月以上経っているこの自転車の旅もあともう少し。
ここからはスタート地点であり、ゴール地点の茨城に向かって走るだけ。
本土四極の証明書も忘れずにちゃんともらう。
これも東西南北すべてが揃いました。
ちなみに裏側を組み合わせるとこのようになります。
とまあ最東端の碑も見たし証明書ももらいましたが、気になったことがあります。
最東端の碑があるところより向こうの灯台の方が絶対に東。
ということで灯台へ。
これが本当の最東端だから、この瞬間は日本で最も東にあるチャリンコ。
岬からは肉眼でも十分わかるくらい近くに北方領土が見えます。
本当に距離はかなり近い。
でも実態としてはなかなか行くことのできない遠い場所。
現状では日本に帰ってくることは難しそうだけど、いつか向こうへ普通に渡れる日が来るのだろうか。
そうすれば本当の最東端に行けるのにな。
おわりに
今日は納沙布岬にあるライダーハウスで宿泊です。
明日は天気も良さそうなので、日本一早い朝日が見られそう。
もう少し、最東端を楽しもう。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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