[日本一周 後半戦]131日目 北海道 森~

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8/19 今日は曇り空。

昼頃から天気が悪くなりそうなので早めに出発。

かつての国境

森町から北へ進み、八雲町へ入りました。

そこで見つけた、関所跡の看板。

ちょっと気になったので立ち寄ってみました。

山越内関所跡という場所らしく、日本最北関所だった場所です。

江戸時代にはここの関所を境に南は和人地、北は蝦夷地と国境の役割を果たしていたそう。

こういったストーリーのある場所は好きです。

ここから進むことで、特別な境界線を一歩踏み出す気分をなんとなく感じます。

ちなみにこの下にあるのはいわくつきの石

こういうのは逆に好きじゃない。

とにかく、ここからが本当の北海道という気がしてきました。

これから先が楽しみだ。

かつての定番

北海道土産と言えば何を思い浮かべるでしょうか。

今は白い恋人やじゃがポックルとかかな。

昔はこんな木彫り熊が定番だった時代があります。

実際、私の祖父母宅にもこんな熊の置物がありました。

ここ、八雲町は木彫り熊の発祥地らしく、木彫り熊資料館があります。

ずらりと並んだ木彫り熊の数々。

ここで木彫り熊が作られたきっかけは旧藩士の困窮。

尾張藩士が開墾のためにここ八雲町に移り住み、スイスの木彫り熊を参考にして作り始めたものだそうです。

今までもいくつかの場所で見てきましたが、藩士の困窮がきっかけでその土地の名物になった産業はいろいろとありますね。

木彫り熊と言っても種類は様々。

これは迫力がある。

こっちは優しそうな見た目。

個人的には優しい見た目が好きですね。

土産物として良さそうな酒瓶を置けるものもあったそうです。

これはすごく抽象的。

アート作品のようです。

木彫り熊史料館には地域の資料館も併設されています。

開墾時に使用した器具などが展示されています。

これはその時の住居の再現。

きっと大変な暮らしだったのでしょうね。

ヒグマの剥製なんかも展示されています。

このヒグマは乳牛を襲ったせいで駆除されたヒグマです。

近くで見るとかなり大きい。

こんなのに襲われたらひとたまりもないですね。

出会わないことを祈る。

かつての学び舎

八雲町を抜けて長万部の市街地を目指していた時に目に入ったこの建物。

最近ツイッターで流れてきたのを見ていたのですが、なんの建物かは知りませんでした。

調べてみると廃坑を利用したお菓子の工場兼店舗らしい。

休憩場所にも良いよと口コミもあったので入ってみました。

中は所狭しとお菓子がいっぱい。

試食品なんかも多い。

コーヒーも無料で飲める。

これが休憩に良いということか。

かつての・・・というかこれは今の名物

長万部の市街地に昼過ぎに到着。

今日はこのあたりで泊まる予定なので夜まで時間があります。

昨日は大して食事を取っていなかったこともあり、お腹が空いています。

それなので長万部名物のかにめしを食べることにしました。

お店は駅弁で有名なかねやさん。

駅弁屋の隣に食堂もありました。

これがかにめし。

ちゃんとカニの味がするので美味しい。

ご飯も暖かいので、香りも良い。

久々にちゃんとご飯らしいご飯を食べて満足。

夜は軽く食べるくらいで行けそうだ。

おわりに

夜に公園で寝床を設営をしていました。

ふと後ろを振り返ると居たのがこいつ。 

キツネです。

知らないうちに5mほどの距離に近付いていました。

あまり逃げる様子もなく、ある程度人間になれているよう。

それにしても、住宅地にある公園でキツネに出会うとは思っていませんでしたのでびっくりしました。

北海道はこれが普通なんだ。

テント建てる時も荷物をあさられたりしないように気をつけなくちゃならないな。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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