7/2 昨日の寝床は夜遅くまで人が近くを通っていたからよく休めなかったな。
場所の選定がちょっと失敗でしたね。
朝のうちにブログ作成して充電もしたかったけれど、人に話しかけられてそれも断念せざるを得なかった。
なんだか今日は怪しい一日になりそう。
洗濯日和
まずはテントを洗いたい。
毎日、テントに入る時に異臭を感じます。単純に言って不快。
それに良くない菌とかカビとか吸い込んでるかもしれないので、いい加減体調も悪くなりそう。
天気も曇から晴れになったので洗濯だ。
臭いだけで、そんなには汚れていないと思っていましたが、洗ってみると水が濁りました。
旅再開の前に洗ってはいましたが、3ヶ月の間に汚れが蓄積されていったようです。
無事に洗い終わったので天日干し。
公園のベンチなどを使うのはマナー的にどうかなと思ったので自転車を物干し代わりにしました。
完全なるびしょびしょ状態だと乾くまでなかなか時間がかかりますね。
この待ち時間にブログでも更新できたら良かったのですが、日陰にテーブルはなくベンチだけなので気長に待ちます。
テントが乾いたら今度は寝袋。
寝袋は湿気をかなり吸ってしまっているので乾燥させました。
そんなことをしていたら時間は昼。
日差しは強く、気温も高くなって来ましたがこれから移動です。
ちょっと大変だな。
理想と現実
やっぱり暑いですね。
汗をかきながら走り、やってきたのは最上川。
急流のため舟下りの難所とされているようなのでどんなもんか見に来ました。
ものすごい濁っています。
雨は昨日の朝には止んだはずなのですが、まだこんなに濁っているんですね。
これは想定外。
きれいな最上川が見られると思っていたのに。
碁点と呼ばれるところで、水量は多く流れは早いですが、難所かどうかはよくわかりません。
そのまま川を下っていきます。
吊り橋があったのでちょっと見てみます。
人が渡れるだけの橋ですが、使っている人はあまりいなさそう。
水も相変わらずの様子。
ここも水が澄んでいればきっと良い景観なんでしょうね。
最後のここが隼と呼ばれる難所。
かなり水面が荒れています。
ここは確かに難所に思えます。
近づくとちょっと怖いくらい。
やはり水が綺麗な時に見たかったな。
本来なら、こんな景観が見られたらしい。
残念だ。
芭蕉の足跡
濁流見物のあとはこんな資料館。
尾花沢にある芭蕉清風歴史資料館です。
その名の通り松尾芭蕉にまつわる場所です。
松尾芭蕉は奥の細道でこの尾花沢を訪れています。
鈴木清風という豪商宅で3泊、また養泉寺というお寺で7泊と結構長居しています。
その時の記録を見ると雨の記述が多くあります。
時期も旧暦の5月で、ちょうど今くらい。
雨に悩まされていたりと親近感がわきます。
鈴木清風のお宅はここではなく、お隣りなので行ってみましょう。
街の電気屋さんになっていますね。
養泉寺はどうでしょう。
こちらはお寺の様子。
火災にあって建て直しはしているので、当時の建物ではないようです。
「涼しさを我が宿にしてねまる也」という句をここで書いています。
涼しくてゆっくりできましたといった意味ですね。
松尾芭蕉はこの場所を気に入っていたのでしょう。
そして松尾芭蕉も見ていたであろう養泉寺からの眺め。
当時も農村風景だったのかな。
ここで何か俳句を作れれば良いのですが、まったく思い浮かびません。
でもちょっとは松尾芭蕉の足跡を感じられる場所でした。
おわりに
今日は暑さのせいかそれとも睡眠不足のせいなのか、やたら疲れてしまいました。
今晩は酒も飲まずゆっくり休んだ方が良さそうです
幸いテントは臭いも無くなって快適。
気持ちよく眠れるでしょう。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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