11/1 奈良の明日香から出発です。
今日は丸々一日歴史の日ですよ。
飛鳥の古墳群
明日香は歴史の街だったのですね。
朝から行ったのはキトラ古墳です。
7世紀頃に作られたものだったはずです。
この頃は、古墳の後期。規模は小さくなっていたそうです。
珍しいものとしては、石室の壁画です。
朱雀、青龍、白虎、玄武の四神が描かれた壁画です。
共感は求めませんが、朱雀良いですよね。
このキトラ古墳の近くには高松塚古墳もあります。
この古墳にも壁画があります。
キトラ古墳と同様に四神が描かれています。
また、飛鳥には蘇我馬子の墓と言われる石舞台もあります。
露出した石室が特徴です。
もともとこの岩は土で埋められていたそうです。
キトラ古墳、高松塚古墳のようだったのかもしれません。
中に入ってみてもかなりの空間です。
日本最古の大仏
続いては仏像です。
日本最古の大仏がある飛鳥寺です。
大仏と言っても3mないくらいの大きさです。
ただ、1400年の歴史があります。
面長の顔をしており、よく見る仏像とは顔の作りが違う気がします。
お寺の端には大化の改新で敗れた蘇我入鹿の首塚もあります。
教科書で学んだ場所がここなんですよね。
そして、ここに来るために自転車で走っているときに、近所の中学生も見かけました。
歴史の授業の校外学習をしていたのでしょう。
近所に教材があるのは、いいですよね。
先程紹介した古墳といい、奈良県ならではだと思います。
教材が身近にあるので興味をもちやすいでしょうね。
そんな中学生達は私に対して頑張れと声をかけてくれました。
ただ、私は頑張る気はさらさらありません。
むしろ、これからどう生きるのか考えるのはあなたたちです。
私の思いとしては、こんな人間を見かけたことによって、これからの人生のいろんな可能性知ってもらえたらそれで十分です。
彼ら、彼女らの幸せな未来を願います。
君たちの未来は、思いのままだ。
宝の宝庫 正倉院
奈良まで来ました。
奈良の国立博物館で正倉院展が行われているので来てみました。
どうやら毎年やっているようですけれど、私は初めてです。
写真撮影不可なので、感想だけですが、この言葉につきます。
正倉院すげぇ。
今まで、お城などで大名の宝物を見てきましたが、天皇家はやっぱり違います。
まず、宝物品の歴史ですが、すべて1000年を軽く越えます。
西暦700年造だとかがあたかも当然のように展示されています。
そんな古いものでさえ、きちんと原型を保っているんです。
聖武天皇が儀礼の時に使用した靴とか残っているんですよ。
1000年以上前の靴とか想像できます?
装飾もかなり凝られていて、気合が入っています。
初めて見ましたが、実にいいものが見られましたよ。
展示物は、まさしく日本の宝でしたね。
おわりに
正倉院展を見て、宿泊先のホステルに入ったんですけれど、カメラのデータを保存しているUSBメモリーをなくしたことに気付きました。
そのため、奈良国立博物館まで戻ったんですよ。
駐輪場に見事に落ちていましたね。
落としたのはきっとここだと思ってはいました。
まあ、見つかるとは思っていました。
私は運のいい人間ですからね。
ただ、慢心はいけない。
今後、気をつけます。
きっと、明日からは大丈夫なはずです。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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