12/7 昨晩の寝床でご一緒になった、日本二周目の方と朝にお話ししました。
20代のころに一度自転車で周り、また今年も自転車で日本一周をしているのだそうです。
そして今はお遍路中でもあります。
お遍路の話だったり、旅の話だったり、いろいろと教えてもらいました。
これだけは覚えておけと言われたことは「北ではクマ、南ではハブに気をつけろ」です。
紫電改
次のお寺へ向かっていくのを見送り、私も出発です。
最初の目的地はこの紫電改展示館です。
日本で唯一、現存する紫電改が展示されています。
紫電改とは、太平洋戦争で活躍した戦闘機です。
この紫電改はとても優秀な戦闘機だったそうです。
自動空戦フラップによって、未熟なパイロットでもあたかも熟練パイロットのように操縦できたので、特に機動性能が優秀でした。
その機動性能を活用しアメリカの戦闘機を次々に撃墜しています。
そんな戦闘機がなぜここにあるのかですが、ここ愛南町の海で引き上げをされたからです。
太平洋戦争末期、この付近でアメリカ軍との航空戦によりこの紫電改が沈みました。
それを養殖いかだのダイバーによって発見され、34年ぶりに引き揚げられたのです。
引き揚げられた機体は、遺族の方たちの意向があり、最小限の修復のみされています。
ちなみにこの紫電改の操縦者はいまだにわかっていません。
剣部隊のなかで、帰還できなかった6人の中の誰かのものとされています。
そんな当時の戦闘機乗りの人物像なども展示されています。
年齢を見るとすべて20代の若者たちです。
今の私よりも年下です。
それでも国のため、家族のために命を懸けて戦っています。
いつ死ぬかもわからない中、戦闘機のコクピットに乗り込むのですから、相当な覚悟がいると思います。
いったいどういった心境だったのでしょうか。
恐怖心はもちろんあるはずです。
平和な現代に生きる私たちとは、心構えが全く違うのでしょう。
私が同じ立場になったら何を思うのでしょうね。
そのようにいろいろと考えさせられる場所でもありました。
パパパンク
宇和島に向かって、走っていました。
途中から後輪が段差を越えるたびに、振動が来ます。
おかしいと思いタイヤを見てみると、空気が抜けています。
何かが刺さっている様子はなかったので、わずかな望みを持ち、空気を入れ直して、再度走り出します。
少し経つと、またタイヤがつぶれてしまっています。
パンクです。
気が付いたのは道の駅のすぐ近くだったので、そこまで何とか走ります。
山の中でなくて良かったです。
いずれにしても自分で修理するしかありませんが。
トラブルが起きた時には、どう解決するかを考えるのが先決です。
起きたことを悔やんでも何の意味もありません。
ということでさっそく作業です。
今回は以前とは違い、タイヤになにかが刺さっている痕跡は見当たらないので、石鹸水で空いた穴は探しました。
その後の作業は以前に一度経験しているので特に大変なことはありません。
それにしても、四国に入って2度目のパンクです。
タイヤも替えてすぐですし、何が原因だったのでしょうか。
思い当たるものが一つあります。
日頃の行いのせいですね。
おわりに
今日の移動 愛媛県愛南町から宇和島市
宇和島市でも少し観光する予定だったのですが、パンクのせいで明日に延期です。
まあ、明日は晴れるそうですので、天候を考えると延期も悪くはないかと思います。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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