10/22 昨晩は暴風雨まではいかなかったようです。
とりあえず、何もなかったのはいいことです。
朝は早めに起きましたが、久しぶりのお宿。やっぱりゆっくりしてしまいますよね。
それでも今日はそこそこ移動するので、そろそろ行きます。
昨日は雨が降っていて、ゲストハウスの写真を撮っていませんでしたので出発時に撮影です。
趣のある建物で、ゆっくりできました。お世話になりました。
梅のみなべ
紀州は梅の産地です。
特にこのみなべの辺りで多く作られています。
これ、梅の木であっていますよね?
このようにたくさん植えられています。
梅の匂いがしたと思っていたら、ハウスで梅を干している真っ最中でした。
そして見つけた梅干し屋さんの工場。
見学もできるみたいです。
向かい風の中自転車を漕いで疲れもあったので、休憩も兼ねて寄ります。
入った瞬間から強烈な梅の香りです。
工場はあまり可動していなかったので、主に説明文を読みました。
学んだことを一つだけ紹介します。
梅の品種の南高梅ですが、名前の由来は地名の南部(みなべ)と品種改良を行った高田さんの名前を合わせたものだそうです。
販売所には多くの種類の梅干しがあり、試食もできました。
ブドウの味のするちょっと変わったものもありましたね。
ただ、変わり者よりも一般的なかつお節の梅干しがおいしいなと思ってしまいますね。
なんでも定番は固いです。
みかんの有田
紀州はみかんも有名です。
有田川周辺地域で作られた、有田みかんがブランドとして有名ですね。
由良町からちょこちょこみかん畑が出てきました。
ちょうど収穫を行っているところです。
有田に近づくと、斜面に作られたみかん畑も多くなってきます。
山を丸ごとミカン畑にしていることも多く、他ではなかなか見られない光景です。
このあたりの温暖な気候や日照条件などがミカンの栽培に適しているのでしょう。
道路沿いには、こういったみかんの販売所がいくつもあります。
ただ、量が多かったりするので私はもっぱらこっちです。
田舎特有の無料販売所です。
みかん畑の横にあることが多く、少量を安い値段で買うことができます。
ちなみに、販売所で教えてもらった話ですが、みかんは小さいものが甘くておいしいそうです。
理由はよくわからないと言っていましたが。
確かに食べてみると小さいものは甘いです。
一度食べ始めると、なかなか手が止まらなくなりますね。
やっぱり名産品はうまい。
津波に遭遇したら
稲むらの火の館に来ました。
今日はたまたま天皇陛下のお祝いの日で入場が無料とのことでした。
得をしてしまいました。
入り口ではペッパー君がお出迎えです。
なんだかこの目が気に食わないです。
どうやらここは地震や津波などの防災に関する施設らしいです。
ここ広川町は江戸時代の南海地震の津波を受けた場所です。
その時の出来事が建物の名前となった「稲むらの火」 ですが、今日書くのは現代の話です。
津波というと東日本大震災が記憶に新しいのもと思いますが、過去の記録を見ると、30年に一度は日本のどこかで津波による被害が起きています。
この施設ではその津波で被災した方の体験談なども多くあり、勉強になります。
地震が起きた際にどのように命を守るのかが重要です。
幸いなことに、私は今まで被災したことはありません。
ただ、いつ何時、何が起こるかは分かりません。
この旅中も海岸沿いを走ることが多いため、もしかすると津波に遭遇するかもしれません。
体験談を見ていると、鉄則は地震が起きて警報が出たらとにかく早く高いところへ逃げる事だそうです。
避難時に津波に襲われているものもあり、想像よりも時間が少ないそうです。
そこで、早めに避難をするのですが、知っている土地な避難するべき高台などはわかります。
しかし、旅先など土地勘のないところではどこに避難すればいいかわかりません。
そのため、海沿いの街ではこのように避難経路を指示する案内があります。
この案内を辿って進むと津波から逃れる避難場所があります。
こういったことを知っているかどうかで、生死が変わってくるはずです。
それを知ることができただけでも大きな収穫でした。
おわりに
今日の移動 和歌山県田辺市から有田川町
今日は久々に強い逆風でした。
上り坂で逆風だったら、もう動くのやめようかと心が折れそうになりますね。
ただ、やめたところで宿がこっちへ来てくれることはないので、自分が動くしかないんですけれど。
そんな時はテンションを上げるために自転車を漕ぎながら歌を歌っています。
明日はそんなことしないで済むようになってほしいです。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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