4/11 朝焼けがきれいですね。
昨晩は飲みすぎることもなく、良い目覚めです。
テントを片付けて出発の準備をしましょう。
海の底に眠る魂
出発準備は完了しましたが、キャンプ場周りをぶらぶらします。
戦艦大和に関する展望台です。
この先の海に戦艦大和が沈んでいるそうです。
通路脇に立てられた灯籠には大和だけでなく、一緒に船団を組んだ軍艦のものもあります。
遺族の方が奉納したのでしょう。
階段を上った先には慰霊碑があります。
そして、この先の遥か彼方で沈んでいるそうです。
戦争によって何千人という方が亡くなった海。
引き揚げも出来ず遺骨もないため、ここが遺族にとっては大事な場所なのでしょうね。
砂だらけ
枕崎から北上して、南さつま市に来ました。
ここには日本三大砂丘の一つ、吹上浜砂丘があります。
一見普通の大きい公園ですが、砂丘はこの吹上浜海浜公園の奥にあるみたいです。
しばらく歩くと看板が見えてきました。
まずは展望台に上ってみてみましょうか。
これが砂丘ですね。
鳥取砂丘ほどは高さはありませんが遠くまで続いています。
反対側も同じです。
どれくらい長く続いているのでしょうか。
浜辺にも降りてみました。
広い砂浜もきれいですね。
何が採れるかはわかりませんが潮干狩りもできそうです。
砂浜を歩いていたら靴の中が砂だらけになってしまいましたね。
幻の特攻基地
先程の吹上浜のすぐ近く、南さつまの万世地区にも特攻隊の資料館があります。
鹿児島は本土最南端だけあって本当に多いのですね。
たった4ヶ月しか使用されていないため、基地に関する資料がほとんどなく、幻の特攻基地と呼ばれたそうです。
ただ、期間は4ヶ月にも関わらず、200人程の若者が特攻していったそうです。
展示物はもちろん手紙、遺書などの遺品です。
ここの展示方法は遺影と遺品が近いところにあるので、誰のものかが分かりやすいです。
そのため感情移入もしやすかったりします。
なかには自らの血で決意を書いた血書きもあります。
不安や恐怖心に打ち勝つために書いたのかもしれませんね。
明日死ぬとなったら、怖いですもんね。
おわりに
今日の移動 鹿児島県枕崎市から南さつま市
今晩は雨らしいです。
幸い屋根付きの場所を見つけました。
ここで今日は避難させてもらおう。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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