7/25 暑くて寝苦しい夜でした。
熱帯夜だとテント内で熱がこもってまるでサウナのようでした。
今までは雨の日は宿に泊まっていましたが、日晴れていても体調を考えて宿に泊まるのもありですね。
とりあえず今日もあまり暑くならないうちに移動します。
最後の現存天守
弘前です。
といえば弘前城でしょう。
ここが最後の現存天守の城跡です。
大手門も築城時から現存しているものです。
弘前城で有名なのは桜。
たくさんの桜の木が市場席内に植えられています。
これは明治になってから旧藩士が荒廃していったお城を見かねて植えていったものだそうです。
大手門の他にも、残っている門があります。
ただ、同じ様な造りではあるので、見栄えはあまり変わらない。
この橋の先が本丸。
本丸に続く道の石垣は低めで、防御を意識しての石垣ではなさそう。
そして天守です。
印象としてはかなり小さめ。
天主というより櫓サイズ。
中にも入ってみます。
床はシートが張ってあって土足で上がれて楽ではありますが、趣が足りない気がします。
板張りの床の方が絶対良い。
この鉄骨の柱も邪魔。
耐震補強のためでしょうが、この辺はいまいちな部分です。
それともう一つ物足りないところがあります。
それは位置が違うこと。
もともと天守があった場所はここなのですが、地震などで石垣が膨らんでしまったので修復をしています。
そのため、天守も一時避難している状態です。
天守自体はそのままでも場所が違うので築城当時とは景観が異なっているんですよね。
それなので、全現存天守制覇とは言ってもいまいち納得感がないです。
ここはまた修復後に来るしか無いですね。
あとは櫓も見て回りました。
櫓も3つが現存しています。
シンプルな見た目。
水堀には石垣が残されている場所があります。
本丸の石垣もこのようなものだったのでしょうね。
あとは今日も見つけた巨木たち。
むき出しの根っこが特徴的な根上がりのイチョウ
もともとは土塁にあったそうですが、土塁が撤去されて今のようになっているそうです。
それとやはり桜。
幹回りが日本一のソメイヨシノです。
とまあ、心残りはありますがこの度においては12の現存天守到達は達成となりました。
弘前城については石垣の修復が終わり、天守も元の位置に戻ったあとにまた来ることになるでしょう。
ねぶた?いいえ、ねぷたです
弘前で有名なものをもう一つ、ということで今日もねぶた関係を見ていきます。
といっても弘前ではねぶたではなくねぷたです。
入るのはこのねぷた村。
ここ弘前のねぷたは扇型です。
高さは10mほどで昨日見た立ちねぶたに比べれば小さいですが、それでも十分大きい。
平面に図柄が描かれているタイプなので、浮世絵だとかに近い印象です。
ここにずらりと並んでいるのはそれぞれ違う職人さんが書いた図柄です。
私が気に入ったのはこれです。
力強さと豪華さを兼ね備えた絵です。
他にもねぶたの解説とともに、お囃子の演奏も見られました。
というか参加もできました。
お囃子に合わせて太鼓を叩く。
初めてにしてはまあまあの出来だったかな。
最後は津軽三味線。
間近で見ていたのですが、バチの音が大きく響く。
力強い演奏でしたね。
田んぼがキャンパス
弘前を出て東に向かい到着したのは田舎館村です。
それも村役場です。
実は役所が観光施設を兼ねています。
見られるのはこの田んぼアートです。
まるで絵画を見ているかのように精巧です。
稲の色合いも今くらいの時期が一番濃くなっているのでちょうど良かった。
ちなみに色の違いはこの稲によるもの。
この稲を細かく配置して、展望台から見た時に絵画のように見えるようにしているので、かなり手間はかかりそうです。
過去の作品を展示してある場所もありました。
初期はやはり図柄がシンプルで色も少ない。
年数を重ねて技術を磨いていったのがわかりますね。
村役場のほかに、もう一箇所道の駅にも田んぼアートがあります。
ここも展望台から見るつもりではいました。
ただ、一箇所300円、2箇所で600円かと思うと無性にケチりたくなってしまいました。
一応絵柄はワンピースのルフィ。
わかるようなわからないような。
田んぼアートとは別に石アートもあります。
青森出身の版画家、棟方志功。
これは地面からでもある程度わかる。
こちらは色の違う小石を並べたものです。
これもまた手間がかかりそうです。
それになぜか飼育されている孔雀も発見。
理由は不明。
おわりに
今日は青森のスーパーで気になっていた赤いいなり寿司も食べました。
津軽地方でいなり寿司といえばこれらしいです。
中は刻んだ紅ショウガが入っているのですが、味はかなり甘め。
普通においしかったですけどね。
さて、明日は青森方面に進もうかな。
ねぶたまでは少し時間がありますが、どう時間をつぶすかは行ってから考えよう。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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