日本一周の旅を終えてから。約10日が過ぎました。
そろそろ旅の振り返りもしないといけないなとは思っていたので、やってみることにしましょう。
リザルト
まず、大まかなリザルトはこちら。
日数は前後半あわせて508日。
走行距離はおおよそ2万km。
通ったルートもこれを見ていただければわかってもらえるでしょう。
さて、それでこの日本一周をやってみての感想ですが、一番真っ先に思うのが楽しい時間だったなということ。
今まで行ったことのない場所に行って名所を見たり、その土地の名産を食べたり、感覚としては普通に旅行している気分でした。
ただ、普通の旅行と違っていたのは移動手段が自転車というのと、寝るのはホテルなどではなく基本テントという違いくらい。
それは大した違いではありませんでしたけれどね。
旅の苦労
旅をしているときによく聞かれていたのは「大変なことはないの?」ということ。
いわゆる一般的な生活をしている人からすれば、過酷な旅をしているように見えるらしい。
ただ、実際にやっている身としては決してそんなことは無くて、先ほども書いたとおり、旅行しているのと大して変わりは無い。
もちろん、自転車旅なので上り坂や向かい風などは大変ではありますが、それはどうにもできないことなのでどっちみち許容するしかない。
あとは最初の方では勝手がわからなかったので寝床の確保なども多少は苦労しましたが、2週間もすれば段々と慣れてくるので特段大変だったと思うこともほとんどありませんでした。
まあ、一番大きかったトラブルとして、中断のきっかけとなった島原での事故はありましたが、旅を続けられなくなったという意味ではそれが一番大変だったことかもしれません。
ただ、中断したおかげで緊急事態宣言下ではない状況で旅の後半を進められたので、結果的に中断があったのは良かったかもしれないとは思っています。
それなので周りが思っているほど、苦労というほど苦労なんてものはほとんどありません。
旅の成果
じゃあ逆に旅をして良かったことを考えてみましょう。
単純に楽しい思い出になったことはやって良かったと思えるところです。
全都道府県それぞれ何かしらの思い出はありますので、どこの出身者と会ってもその時の思い出を話すことはできるでしょう。
好き嫌いが明確になったということもありますね。
例えば、歴史的な場所や湧き水、滝など水のきれいな場所は好き。逆にきれいな夜景スポットなどはそんなに楽しくない。といったように観光地の中でも好みに合うかどうかというのがはっきりわかりました。
でもやっぱり一番良かったのは楽しい時間を過ごせたことですね。
そもそもこの旅は人生を楽しむための手段として始めたことでしたので、「楽しむ」という目的通りに楽しめたのは大きい成果ではあるでしょう。
そう考えれば目的は達成。
人は変わる?
旅を通しての変化についても考えてみましょう。
と言っても、自分自身ここが明確に変わったということはぱっと思いつきません。
もちろん各都道府県の知識は付きましたし、いろいろな方とも出会ったので知り合いも増えました。
ただ、皆さんが期待するような、「考え方や価値観が大きく変わった」なんてことは全くありません。
合計約500日の自転車旅と言っても、結局はただ遊んでいるだけ。
正直、今回の日本一周は時間の確保さえできれば誰にでも出来る、いたって簡単なことだと思っています。
それなので、20歳そこそこの年齢ならまだしも、30歳を過ぎてから旅をした私の価値観が変わるほどの物ではありませんでした。
人間そんなに簡単には変わらない。
むしろそんなことで価値観や考え方が変わるくらいなら、違う出来事でも簡単に価値観は変わったことでしょう。
そもそも今回の旅の目的は楽しむこと。
価値観の変化は求めていない。
今後の予定
旅の途中でもよく聞かれたのが旅を終えてからどうするのということ。
正直まだ何も決まっていません。
とりあえず、現状すぐに働かなければならない状態ではないので、すぐに就職することはないでしょう。
また、ぼんやりとしか見えてはいませんが、今後やってみたいことは少しはあります。
ただ、すぐに始めようという気分でもないため、まずはゆっくりしたいなと思っています。
まあ、それは本当にやりたくなってからやろう。
当分は今まで通り堕落した日常を送ります。
そして気が向いたら、また新しい遊びを始めよう。
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