10/22 昨晩は快適な寝心地でした。
お陰で体は万全。
今朝もかなりの寒さだったし助かりました。
さあ今日は宮城野気仙沼を目指して走ろうか。
行くぞ。
宮城突入
宮城県気仙沼市に入りました。
宮城県は来たことが無い場所なので、色々と楽しみ。
そして海。
岩手は内陸側しか走れなかったので、久しぶりに見られた。
ただ、海側といえば津波の被害があった場所なんですよね。
だからこれから被災の痕跡は多く見ることになるでしょう。
市場のイベント
気仙沼の市場に来ました。
なんだか賑やか。
今日は日曜日なのでイベントが行われているみたい。
出店は多いですが、そんなに買いたいものはない。
ただ、先着500名は戻り鰹の藁焼きが貰えるとアナウンスが聞こえてきました。
無理かと思ったのですが貰えました。
着いた時間がちょうど整理券の配布時間で良かった。
そして、会場では藁焼きが開始。
高知で見たのを思い出しますね。
これが貰った戻り鰹の藁焼き。
藁で燻した香りは少なめだったけれど、鰹自体に脂が乗っていて美味しい。
タダで食べられたのは運が良かったな。
命を大事に
気仙沼に来たのは海鮮を食べるためだけではありません。
本当の目的はここ。
震災遺構を見るためでした。
ここはもともと気仙沼光洋高校の校舎。
津波の被害を受けた遺構として残されています。
なんかもう、すごいとしか思えません。
東日本大震災の時は横浜に住んでいたので、職場のテレビでこの津波の様子を見ていたことを思い出します。
その時は現実だとあまり思えず、まるで映画のワンシーンみたいだなと思って見ていました。
でもこれ、現実に起きたことなんですよね。
3階には流されてきた車もあります。
松の木も流れてきたりして、ここは海に沈んでいたんだなと思わせてくれる。
4階が津波の最高到達点。
この棚に見える錆びのところが境界線。
屋上にも行ってみます。
このすぐ真下まで津波が迫っていたというのはにわかには信じられません。
今度は屋外。
壁が一部壊れているのは近くの冷凍工場な流れて衝突したせい。
外から校舎の4階を見上げると、津波の大きさをより感じます。
北側にある校舎に行くと大きながれきの山。
引き波の通り道だったようで、ここに車などが挟まりこんなふうになってしまったようです。
北校舎の方は震災前の写真などを展示してある場所ですね。
教室もきれいになってます。
こうひと通り見て思ったのは、津波の恐ろしさ。
津波に巻き込まれればひとたまりもないし、それで死んでしまえば悲しむ人も当然出てくる。
ただ対応法はあって、とにかく高いところへ逃げれば助かる。
だからこそ津波の危険がある時にはいち早く高いところへ逃げる。
「津波で簡単に死んでやるものか」そう思わせてくれる場所でもありました。
とにかく「命を大事に」
おわりに
震災遺構で津波の恐ろしさを感じるのも良いのですが、実は心に来るのは街並みの方かもしれません。
このようなやたら新しいニュータウンの様な街並みを見ると、
「ああ、ここは津波で流された場所なんだ」
と思わせてくれます。
それと同時に「またここに住むしかないのか」とも。
これからも海沿いを進んでいく予定なのでこのような震災遺構を見ていきます。
飽きるほど見れば、嫌でも頭には残るのでいざとなった時には思い出すでしょう。
それくらいでちょうどいいはず。
今日も1日お疲れさま。また明日。
にほんブログ村
ブログ村に参加しました。ほかの方のブログもぜひどうぞ。
コメント