[日本一周]223日目 沖縄 那覇⑤

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2/17 今日は冷えます。

あくまで沖縄基準でですけれど。

今日は最高気温が15℃です。

一昨日まで25℃くらいでしたので、一気に寒くなった気がします。

まあ、九州に居たころに比べれば大したことはありません。

暖かい格好で今日は出かけましょう。

琉球王国の中枢

那覇の観光名所といえば首里城ですね。

首里城は琉球王国の中心地でした。

守礼門はそれほど大きくないんですね。

もっと大きいものを想像していました。

この様な門の造りは中国にありそうな気がします。

日本ではまず見ない形ですね。

こんな石垣も特徴的です。

てっぺんの部分がちょっと尖っています。

明確な理由はわからず、ただのデザインらしいです。

ここを上った先が、首里城の中央部分です。

皆さんご存じの通り、昨年の火災で焼失しています。

ちょっと焦げ臭いにおいもまだ残っています。

今まで見に来たことはなかったので残念ですが仕方がないです。

形あるものはいずれ壊れます。

それがたまたま去年だっただけです。

焼失した建物も、大西洋戦争後に復元されたものではありますので、また建てればいいじゃないですか。

こういった石垣も、戦争で壊れたものを復元したものですから、同じようにまた治せばいいのです。

昨日博物館で見た文化財も復元していたじゃないですか。

いつか琉球王国の栄華をまた見させてくれ。

その時にはまたきっと見に来るぞ。

お墓

首里城の近くにある玉陵(たまうどぅん)に来ました。

ここは琉球王国の王族のお墓です。

ここも世界遺産となっている場所です。

お墓の正面にある遙拝所には、やはり石の香炉が置かれています。

城門のような場所をくぐった先がお墓です。

石造りの砦のようにも見えますが、これが琉球のお墓です。

日本とは全く様式が異なりますね。

もともと違う国だったのですから、文化が異なるのは当たり前ですが。

それでもここまで違うと、はっきりと認識させられます。

そういえば、時折見る一般人のお墓も様式が異なります。

これが沖縄にあるお墓です。

やっぱり琉球は外国だったのですね。

那覇と豊見城の境界にある、旧海軍司令部壕に来ました。

沖縄は戦争に関する施設がすごく多いです。

もちろんここもその一つです。

持久戦のためにつるはしなどでこの壕を掘ったそうです。

ここは通信室です。

戦時中は通信設備が置いてあったのでしょう。

作戦室など、お偉いさんが使用する部屋は内壁がコンクリートで固められています。

見てほしいのはこの部屋です。

内壁に無数の傷がついています。

ここは幕僚たちが最期を迎えた場所です。

この場所で手榴弾を使用し、自決をしました。

壁の傷跡がすごく生々しいです。

この傷跡を見ると、この場所で確かに人が亡くなったんだと実感します。

司令官室も当時のまま残しているそうです。

この様な通路にも、たくさんの兵隊が所狭しと座り込んでいたそうです。

司令部壕の入り口にある資料館では当時の状況や写真が展示されていました。

まるで廃墟のようになった沖縄の写真を見ると、壮絶な戦場だったことがわかります。

今とは全く違う風景です。

今いる沖縄と全く違うせいか、別の場所のように思ってしまいますが、確かにここは戦場だったのですね。

沈没船

那覇港近くの対馬丸記念館にも帰りに寄ってみました。

対馬丸は船の名前で、沖縄が戦地になるのを見越して九州に疎開させるための移送船でした。

その中で多く乗っていたのは学童疎開の子供たちです。

無事に九州までたどり着ければよかったのですが、うまくは行きませんでした。

当時はもう沖縄九州間は、アメリカ軍により船が何隻も沈められてしまう危険な海域でした。

この対馬丸もアメリカの潜水艦により沈没させられてしまいます。

運よく助かったのはたった60人余り。

対して犠牲者は1500人ほどにもなります。

その多くが、子供たちだったのです。

これは遺品でしょう。

賞状をもらい喜んでいたはずですが、帰らぬ人となりました。

映像コーナーもあり、生存者や遺族の証言などを見ることができます。

記念館のすぐ横には公園があり、そこに慰霊碑も建てられています。

これは亡くなった子供たちの名前です。

大人よりも子供の数が圧倒的に多いです。

この時、慰霊碑にかける言葉が見つかりませんでした。

幼い子供が大勢亡くなるのはキツイね。

おわりに

今日の移動 沖縄県那覇市から豊見城市経由で那覇市

旅とは関係なしに、そろそろ確定申告しないといけないんでした。

いままでやったこと無いですし、相談所でも行って教えてもらいましょう。

きっと地元じゃなくても教えてもらえるよね。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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