[日本一周]63日目 静岡 浜松~①

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9/10 公園に人が集まってきます。

どうやら、これからラジオ体操を行うみたいです。

テントを片付けていたら、声をかけられ、家に呼ばれ、朝食をいただき、シャワーも貸してもらう。

そんなことから今日の一日が始まります。

楽器のヤマハ

今日もヤマハですが、こちらは楽器のヤマハです。

楽器がたくさん並んでいます。

試奏もできますので、演奏している人もいました。

私はその演奏を聞きながら、ピアノについて学びます。

まずは構造からです。鍵盤を動かして動きを確認します。

ピアノは小さい部品も多く、複雑な機構をしていることがわかります。

金管楽器もあります。

そしてヴァイオリン。

木工の技術を使い、自動車の内装部品も製造しています。

会社の成り立ちは、創業者の山葉虎楠がまだ医療機器の修理をしていたところから始まります。

ある時、小学校のオルガンの修理を頼まれます。

修理しているうちに、これなら自分で作れると思い、2ヶ月で作ってしまいます。

ただ、調律などの知識がなかったため、音程はダメだったそうです。

その後、改良した2号機で外国製と遜色ない性能になります。

ここから企業として成長をしていきました。

このように、楽器開発の歴史のほかにも、昨日見た2輪車部門だったり音楽教室などに至る流れなども書かれていて面白かったです。

全く関係ない分野と思いきや、技術や時代背景などで繋がっているんですね。

世界中の楽器

楽器つながりということで、楽器博物館にも来てみました。

さすが楽器博物館。

世界中の楽器が展示されています。

不思議なのは、世界中で同じような楽器があることです。

例えば太鼓ですが、日本では和太鼓がありますが、アフリカでも南アメリカでも似たようなものがあります。

「筒に動物の皮を張って、叩いて音を出す楽器」というのは同じです。

それぞれの地域でたまたま同じようなものが造られたのではなく、少しずつ伝わり、世界中に広まっていたんでしょうか。

そうだとしたら、大元となる楽器があるはずですが、調べてもわかりませんでした。

ピアノなどの鍵盤楽器のコーナーもありました。

ここには最初期のピアノを復元したものがあり、解説員の方が歴史や構造を説明してくれました。

楽器を見るだけでなく、ヘッドフォンで演奏したものも聞くことが出来るので、世界中の音楽も楽しめました。

スズキも浜松

今度はスズキの本社です

スズキの歴史を見ると、もともと織機を作っていた会社だったのですね。

トヨタもそうですが、織機製造は自動車と技術的に近いものがあるのでしょうか。

まず作ったのはこの、自転車用の補助エンジンです。

自動車としてはこのスズライトを作りました。

アルトの誕生秘話なども面白いですね。

会社の歴史とは別に、この様に工場ラインを再現したものもあります。

こちらは設計について展示してあるコーナーです。

衝撃吸収構造など見ていると、仕事していた時を思い出します。

今の時期は、社会科見学のため、15時以降しか入れず、閉館も16時30分のため、すべて見ることはできませんでした。

会社のストーリーなどをもう少ししっかり見たかったです。

おわりに

今日の移動 静岡県浜松市のみ

昨日から、企業の資料館を巡っていますが、企業は企業で面白いですね。

会社の成り立ちから現代までのストーリーと辿っていくと、単純に物語として面白いのはもちろんですが、いろいろと気付きや発見があります。

これからも大きい企業の資料館もできるだけ行ってみようと思います。

今日も1日お疲れさま。また明日。

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だいじだっぺ

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