５/１７ 朝もだいぶ暖かくなってきました。夏に近づいているのを感じます。
昨日結構走った割には体の調子は良さそう。
今日も結構進めるかも。
島根突入
出発してすぐのトンネル。
このトンネルの途中で山口県から島根県入りです。
島根は一度来たことがあります。
山陰をずっと巡る旅行で出雲大社や松江城、石見銀山あたりに行きました。
そして、冬の時期だったので松葉ガニやノドグロも食べましたね。
今回どんなルートで行くか考えましたが、山の方はあまり行きたくないので、基本的には前と同じようなルートにはなりそうです。
今の時期の名物は何があるのでしょうか。
ちゃんと調べないとな。
水墨画のパイオニア
今日の最初の暇つぶしは雪舟。
雪舟といえば水墨画で有名な画家ですね。
日本における水墨画を確立した人物です。
その雪舟が晩年暮らしていた場所が島根県益田市です。
このあたりを雪舟も歩いていたことでしょう。
景色を見ながら、絵の構想をしていたのかもしれません。
水墨画の制作などに使っていた泉もあります。
そしてお墓。
資料館には枯山水の庭園もありましたね。
ちょっと立ち寄ったくらいなので、そろそろ先に進みます。
荒んだ心
島根に入ってから、ほぼ平坦な道はなく、延々と上り下りを繰り返しています。
正直、自転車を漕いでいる時間より、押している時間の方が長いくらいです。
気温も高くなり、だいぶイライラしてきました。
移動中は独り言を喋っていることが多いですが、もう悪態が止まりません。
もうこんな荒んだ心では観光どころではないので、今日は早々に移動を終了します。
どうせもう移動もしないので食事。
浜田名物の赤天を使った赤天丼。
そういえば、浜田の名物は赤天でしたね。
ピリ辛の練り物で、お酒のつまみにちょうど良かったことを思い出しました。
出汁が効いてて卵とじの赤天も美味しいですね。
お腹は満たされたので、次は景色。
眺めが良い。
でもこの場所の本気が発揮されるのはこれから。
夕方はこんな感じ。
日中は暑いので日陰にいましたが、夕方からはこのベンチで小説を読んで過ごしました。
人もほとんど来なかったので、ほぼ独占状態。
波の音と夕暮れを楽しみながら有意義な時間を過ごせました。
おかげで日中の荒んだ心も洗われました。
やっと、まともな人間に戻れた。
おわりに
今日で学びました。島根は結構きつい。
平地は少ない前提で走行ルートを考えなければなりません。
街も少なく店も少ないので、補給に関してもよく考えておいたほうが良さそうです。
とりあえず気持ちは収まった。
明日からは焦らず行こう。
今日も１日お疲れさま。また明日。
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