6/7 今日は気持ち良いくらいの晴れ。
昨日の午後はゆっくりしたので、体も回復しましたね。
さっさと石川県に入りますよ。
本願寺再興の礎
石川に入る前にちょっとだけ観光します。
一応お寺巡りになるのでしょうか。
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吉崎御坊という本願寺蓮如が北陸での布教のために立てたお寺です。
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残念ながら現在はなくなってしまっているので、広場のようになってます。
吉崎御坊跡で一番目立つのは、本願寺蓮如の像です。
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高村光雲が造ったとのことです。
高村光雲、名前は聞いたことはありますが詳しくは知りません。
どうやら有名な彫刻家みたいですね。
ここが本堂の跡。
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柵で囲われた範囲が本堂であれば、それほど大きくはなかったようです。
腰掛けた石。
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ここに腰掛け、景色を見ていたそうです。
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このように眺めていたのでしょう。
本願寺蓮如はここで4年ほど過ごしていたようです。
その後、山科、大坂とつながっていきます。
遺構らしいものもこれくらいで、他のは良く分からなかったので下に降ります。
吉崎御坊は残ってはいませんが、近くにはお寺がたくさんあります。
大きいのがやはり本願寺派のお寺です。
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右にあるのが西別院で、左が東別院です。
まずは西別院から行きましょうか。
門は豊臣家から贈られたものらしい。
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本堂も立派。
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中も豪華な作りですね。
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朝でほかの参拝客もいないので独り占めです。
吉崎御坊の歴史を伝える資料館もあります。
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次は東別院。
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こちらも立派な本堂。
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こちらも同じく独り占め。
他にもこんなお寺も。
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ここにも。
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このように吉崎御坊周りにはお寺がいっぱいあります。
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昔はそれこそ、ここ一体が宗教都市だったはずなのでお寺がたくさんあってもおかしくはないのですが、どのお寺まで本当に関係していたのかはわかりません。
便乗しているとかはないのでしょうか。
そんな変な話はさておき、ここが本願寺が発展するために大きく関係したことはわかりました。本願寺=大阪と思っていましたが、それ以前にこの吉崎御坊で拠点を作っていたのですね。
これは普通に勉強になりました。
吉崎御坊が関係しているこの地域の七不思議がメインの資料館もありますが、文字数が多くなるので割愛します。
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建物は立派。
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気になる方は吉崎御坊の七不思議で調べてみてください。
県境跨ぎ
はい、石川県入りするよ。
福井県を抜けて石川県入りしました。
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と言いたいところですが、ちょっとフライングしてしまいました。
先程の吉崎御坊の近くにはこんな場所があります。
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県境の館。
福井県、石川県両方にまたがった建物です。
ここで一度県境は跨いでしまっています。
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まあ、体だけで自転車は越えてないからセーフとしておきましょう。
展示物は吉崎御坊関係がほとんどでしたね。
やはり、この辺りは吉崎御坊ありき。
おかげで色々学ばせてもらいましたけれどね。
ということで石川県に入りましたのでここからは石川編です。
小松のコマツ
石川最初の観光地?は重機で有名なコマツです。
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有名企業の運営している見学施設は面白いものが多いと感じています。
企業のPRにもなるので力を入れているのでしょう。
まずは歴史から見ていきましょう。
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この建物は創業同時の事務所を再現したもののようです。
これがコマツが造った国産初のトラクターです。
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コマツを創業した竹内家はもともとは鉱山を営んでいた家系で、鉱山機械などの技術を駆使し国産トラクター生産を成功させたようです。
このトラクター生産が大きな転換期で、ここから重機へと繋がります。
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そんなコマツが生産してきた重機も展示されています。
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この方が創業者の竹内明太郎。
トラクターから始まったコマツも今はこんなものまで作れるようになりました。
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外にはこんな巨大な重機が並んでいます。
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全長15m全高7m、排気量は60000ccという桁違いの大きさ。
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タイヤですらこの大きさです。
これでも最高時速は65km。
隣にはショベルカーも。
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これも先ほどのダンプと同じくらいの大きさ。
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時間帯によってはアームなどを動かすところを見られたり、操縦席に乗れたりもするようです。
私は時間が合わず、眺めるだけ。
先に行かなきゃならないからね。
それでもやっぱり企業の見学施設は楽しめる場所ですね。
五彩の九谷焼
今度は芸術品でも見てみましょう。
石川南部の名産品、九谷焼。
その美術館、能美市の九谷陶芸村です。
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入り口すぐ、この表示にも大きな意味があります。
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九谷焼で使われる印象的な色は5つ。
赤、黄、紫、緑 紺青。
それぞれに合わせて区画されています。
まずは青。
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このあたりが初期の九谷焼。
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古久谷と呼ばれるものです。
個人的には好きな色合いです。
そして赤。
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時代としては新しめ。
飯田屋と呼ばれるそうです。
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順々に見ていきます。
紫は企画展で、今は牡丹をテーマにしたものの展示でした。
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このお皿が気に入りました。
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緑は動物。
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鳳凰は動物かはちょっと疑問がありますが、あまり気にしないことにしましょう。
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最後の黄色は製造工程ですね。
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焼物を見ているのも面白いですが、区画ごとに色分けされている内装もオシャレです。
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九谷焼の特徴ともリンクしてよく考えた造りですね。
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美術館の外には販売店も並んでいます。
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普通に茶碗、お皿などを見つつ、どれが一番高価か探しながら歩きます。
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これが最高額かな。
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315万円。桁を一つ見間違えたかと思って思わず二度見してしまいました。
お買い上げは……無理。
おわりに
そういえば、昼には名物と言われる小松うどんを食べました。
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美味いかと聞かれればもちろん美味い。
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でも、関西に住んでいた時に食べたうどんとあまり変わりがないような気がする。
関西のうどんを食べ慣れている人なら、違いが判るのかな。
特に値段が高いわけでもないし、おいしかったので文句はありませんが、名物と言われるとしっくりこない。
明日は金沢行くからカレーでも食べようかな。
カレーも普通だったらどうしよう。
その時はその時か。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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