9/25 今日は川を散歩してから出発です。
うだつ
今日は古い町並みからです。
美濃市にある「うだつの上がる町並み」です。
ここ、美濃市では美濃和紙が名産で、その和紙で財を成した豪商たちが多く住んだ街です。
うだつとは隣の家との境にある、屋根から繋がる壁のことです。
火事の際に、隣の家から火が燃え移るのを防ぐ耐火壁の役割をしています。
この近くには長良川が流れていますが、この町並みは台地に建てられているので、水が確保しにくく、火災に弱い街でした。
そのため、うだつで火災から守っていました。
この辺りは現在でも江戸や明治の頃からの建物が多く残っています。
なかなか良い町並みです。
和紙の問屋を営んでいた旧今井家の住宅には入ることも出来ます。
昔のお店屋さんの感じがしますね。
奥の座敷からは、庭も見えます。
ここがお気に入りの場所だったのでしょうか。
この近くには和紙を使った照明のアートギャラリーもあります。
写真を撮ってみましたが、あまりきれいに見えないですね。
ぜひ実物を見に行ってください。
刃物の街 関
ちょっと移動して関市に来ました。
関は刃物の街で有名ですね。
関鍛冶伝承館というものに行ってみました。
刀鍛冶についての施設のようです。
刀は刀匠が叩いて作っていくのは知っていましたが、鞘の作り方は始めて見ました。
大本の鞘を形作る鞘師、柄の装飾は柄巻師といって、工程ごとに分業されているんですね。
正直ここまで分業されているとは知りませんでした。
それぞれの工程ごとに順序立てて展示されていたり、映像も見られるので、勉強になりました。
本物の日本刀も展示されています。
毎月第一日曜日には拵えの技能士の実演も行われています。
実際見たらもっと面白そうですね。
また、近くにはカミソリの会社、フェザーのミュージアムもあります。
刃物の歴史などを学べますよ。
名付け親は信長 岐阜
関を出た後は、岐阜へ向かいます。
長良川を下っていきます。
朝も見ましたが、日本三大清流と言われているだけあって、きれいですね。
鵜飼も有名ですけど夜しか見るとこできませんから、この旅ではなかなか行けないですね。
岐阜城が見えましたが、今日は行きません。
今日はここ、岐阜大仏です。
岐阜城のある金華山の麓にあります。
日本三大仏と言われていて、大きさは13.63mで奈良の大仏とほぼ同じです。
たしかに大きいです。
顔は少し微笑んでいるような表情をしています。
そしてこの大仏は竹組の上に粘土、漆を重ねたような造りとなっています。
奈良や鎌倉のように鋳造じゃないんですね。
人も少ないので、じっくり見ていても大丈夫ですよ。
岐阜県庁
大仏を見た後は岐阜県庁に行きました。
都道府県庁は12か所目です。
ようやく1/4ほどになりました。
おわりに
今日の移動 岐阜県美濃市から岐阜市
成果 岐阜県庁到達 都道府県庁12/47
岐阜県はこのまま西に行くかたちなので、北の飛騨の方は行けそうにないですね。
日本海側から行くのも大変そうなのでどうしましょうか。
今日も1日お疲れさま。また明日。
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