[日本一周 後半戦]188日目 青森 六ケ所~

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10/15 昨晩は湖畔の公園で寝ていたのですが、突然テントの外から声を掛けられました。

声をかけてきたのは警察の方。

高圧的な対応ではなく、家出や失踪の確認だけしたいとのことで軽い職務質問でした。

もちろん問題は無くすぐに終わったのですが、変に目が冴えてしまってその後なかなか寝付けず。

眠りはしましたが、朝起きたらちょっと眠気は残っていました。

でも今日は午後から雨なので早く出ないといけない。

しょうがない。行くか。

中世も良いね

朝から走って八戸まで来ました。

今日はここで移動は終わり。

でも今日のうちに行きたい場所があります。

それは南部氏の居城、根城です。

明日だと休館になってしまうので、時間はタイトですが今日来るしかありませんでした。

さあ、城跡見学の始まりだ。

見えてきたのは広い空間。

ここも館などがあった場所。

堀くらいはあるけど他に見るものは無いので先に進みます。

ここからが本番。

奥に見えるのが本丸です。

この橋を渡れば本丸。

脇を見ると大きな堀。

戦の時は先ほどの橋を壊し、堀を利用しながら戦う造りです。

ここが目当ての有料ゾーン。

何やら竪穴式の住居のようなものがあります。

ここは納屋のようです。

天守は無く、代わりに主殿があります。

天守がないのは中世の城だから。

今まで多く見てきた近世の城郭ではなくここは中世の城郭を復元した場所なので、あまり見たことは無くとても新鮮。

主殿の中にも入ってみます。

本丸御殿の様な華美さは無いですね。

装飾もほとんどなく、質素な作り。

こちらは何やらお祝いをしている様子。

実務重視だったのでしょう。

当主の馬を置いておく場所。

外の散策に戻ります。

この長い建物は客人の馬をつないでおく馬屋。

馬の模型も再現。

立派な櫓は無く、おそらく見張り台のようなものだったのでしょう。

ここにもまた竪穴式の建物が。

どうやら鍜治場のようです。

このように中世の時代、東北や北海道の城郭では竪穴式の建物が多く使われたそう。

そして、当主が住んでいた常御殿。

主殿を見た時に当主の部屋がなかったので不思議に思っていましたが、こちらに住んでいたのですね。

すぐ近くには家族が住む裏御殿。

住んでいる人が多いためか、常御殿よりも一回りほど大きい。

近くには日常使う道具が保管されている倉庫もあります。

大事な物をしまっているためか、造りはしっかりしています。

これで一通り見終わったかな。

いままで見た中世の城郭は、土塁くらいしか残っていなくて復元されたものは見なかったはずなので新鮮で面白かったですね。

これから中世の城郭を見る時にも情景が想像しやすくなりました。

城郭見学は満足したものの、見終わって出発しようとしたら雨がぱらついてきました。

降ってくるのが予定よりも早いな。

急いで雨宿り場所に向かわないと。

おわりに

城郭見学のあとは急いでスーパーマーケットのイートインコーナーに避難。

夜までここでゆっくりまったり。

暗くなってから公園に移動しテント設営。

犬の散歩に来る人が意外にも多く、その中の一人はわざわざ差し入れまで持ってきてくれました。

昨日の警察の方もそうでしたが、なんだか青森の人は旅人に好意的。

そんなことを思う夜でした。

今日も1日お疲れさま。また明日。


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